1歳児のAちゃんと0歳児のBくんが一緒に遊んでいました。
カレーをお皿に乗せてモグモグと食べていたAちゃん、
保育士の膝の上に座るBくんをみると、
そっとカレーを口元に運んでくれました。
Bくんがモグモグと食べると嬉しそうに顔をのぞき込んで
優しく微笑みかけるAちゃん。
その様子を見つめていた保育士とふと目が合うと、
少し照れてしまったようです。保育士が
「もしかしたら熱いかもしれないね。フーフーしてあげようか」
と声を掛けると、今度はニコニコ笑顔でフーフーと
カレーを冷ましてからBくんに食べさせてくれました。
2人の間で言葉は交わされなくてもAちゃんの優しさが
Bくんにしっかりと伝わったような場面でした。
何気ない遊びの中での1場面でしたが、
小さな子へ向ける優しさが日々育まれているのだな、
と嬉しく感じる瞬間でした。
このようなやりとりをこれからも大切にしてゆきたいと思います。
保育士 奥本①