7月12日に「大水害を想定した避難訓練」を行いました。
今回の訓練は集中豪雨により荒川が氾濫したため近隣が水没、
市から避難指示がありマンション非常階段より上階へ避難する。
という初めて行う訓練でした。
その様子を報告します。
午前10時 豪雨による避難勧告が発令、
施設長が管理人室へ行き非常階段の開錠をする。
子どもたちを集め避難の時の合言葉
『おかしもち』を復唱する。
お・・・おさない
か・・・かけない
し・・・しゃべらない
も・・・もどらない
ち・・・ちかづかない
開錠を確認したらナーサリーの非常口で靴を履き、
一人ずつスタッフの手につかまり非常階段下の手すりまで移動する。
全員が集まったところで非常階段を上がり、
少し急な階段を手すりやスタッフの手につかまって、
上階の共有スペースまで無事に避難する。
避難した後もいつもと違う場所に少し戸惑う子どももいましたが、
事前に行なった『おかしもち』の復唱の成果もあり、
緊張感のある中、子ども達は皆真剣に取り組むことができました。
今回は1、2才児で行いましたが、実際に水害がおき
全員で避難をする際、0才児はおんぶや抱っこが必要なため
事務局へ至急連絡し応援を要請します。
7月始め、西日本を襲った記録的豪雨による大きな水害では
たくさんの命が喪われました。
近年、想定外の自然災害に見舞われている日本ですが、
いつどんな災害に遭っても慌てることなく実践できるよう、
ナーサリー川口では、これからもさまざまな想定による訓練を取り組み、
実践に備えたいと思います。
保育士 渡辺 美友紀(1)