南児童センターでは毎年、お隣のコミュニティセンターと一緒に「合同防災訓練」を行います。
今年は、「南児童センターの木工室から出火」という想定の元、避難訓練と消火訓練を
行いました。写真と共に訓練の様子をお伝えします。
コロナ禍で消防署の出動はありませんでしたが、火災報知器を鳴らすのと
119番通報は実際に行いました。
ごぜん11:35頃、館内に火災報知器の音が響きます。
職員が木工室に様子を見に行き、素早く事務室の職員に119番通報と館内放送の
指示を出しました。利用者さんたちにはあらかじめ、訓練を行うことを伝えて
いましたが、突然の報知器の音と職員の様子に緊迫した雰囲気が流れ始めます。
各部屋の確認と避難誘導を行い、無事に外ひろばへの避難が完了しました。
外ひろばでコミュニティセンターの職員さんとも合流し、担当の職員からお話をしました。
午後は水消火器と三角コーンを使って消火訓練を行いました。
火に見立てた三角コーンに向かって、消火器の水をかけて消火します。
消火器の使い方は一見難しそうに見えますが、「ピノキオ」というキーワードを
意識すると、とても簡単に使うことが出来ます。
そのキーワード「ピノキオ」とは、
「ピ=ピンを抜く」「ノ=ノズルを火に向ける」「キ=距離を取る」「オ=(レバーを)押す」
をそれぞれ指しています。
空気が乾燥してくるこれからの季節、特に火災が多く発生すると言われています。
何が起きても、慌てることなく避難誘導を行えるように職員一同しっかりと
訓練をしていきたいと思います。
利用者の安全を守るため、毎月避難訓練を実施しています。
機会がありましたらぜひ参加してみてください。
木村(13)