11月に入間市で行われているこどもライブフェスタが11月21日(日)児童センターでも開催されました。
主催の”あそびあ~と☆こども劇場いるま”のコーナーの他に児童センターのボランティア団体、こども運営ボランティアのコーナーと楽しいが盛りだくさんのイベントです。
その中でもいくつかのコーナーの様子を各担当からご紹介したいと思います。
<太陽面の観測>
天文クラブの方たちが担当してくれました。午前中は天体観測室にある大型の望遠鏡を使って、太陽の黒点を観察することが出来ました。
ふだんは「太陽を直接見てはいけないよ」と教えられている子どもたちが、おっかなびっくり望遠鏡をのぞいてみると……。あらびっくり!!真っ赤な太陽が見えるのでした。ちなみに真っ赤に見えるのは太陽を見るために望遠鏡に取り付けるフィルタが赤色だからなんですね。
午後は金星を観察する予定でしたが、あいにくお天気がくもりに変わってしまったので、残念ながら中止となりました。
<おもちゃ図書館>
ありんこクラブの方たちが担当してくれました。いつもは出していないたくさんのオモチャが幼児コーナーに大集合しました。
見慣れないおもちゃに子ども達は大喜び!時間いっぱいまでおもちゃを遊びつくしていました。
最後は大きな大きな布芝居で、お楽しみのお話しタイム。大迫力の布芝居で幼児コーナーの子どもたちは物語の世界に引き込まれているようでした。
ある一人の子は、おもちゃを手元に置きながらも、体はしっかりと布芝居に向けて、お話のリズムに合わせて全身で楽しんでいました。
<チャレンジコーナー>
小学生のグループ、こども運営ボランティアが担当しました。1か月前から土日や放課後に集まって準備をしました。子どもたちが考えたり準備したりしたゲームをクリアするとミニ景品がもらえます。
子どもたちが考えたゲームは、射的・早口言葉・児童センタークイズ・はてなボックスと個性豊かな内容になりました。事前準備では割りばし鉄砲や的を作ったり、クイズや早口言葉を考えたり時間が少ない中で精一杯準備をしました。
当日は子どもから大人までたくさんの方に楽しんでいただき、ボランティアの子どもたちはとても生き生きした表情を見せてくれました。
スタッフが担当した“たこたたき”にチャレンジした小学生Kくん、「□点が取れるまで何度もやっていい?」と最高記録更新を目指し何度もチャレンジします。高学年の女の子たちも「またやっていいですか?」と何度も来てくれ常連さんになってくれました。単純だけれど記録を競う楽しさもあり、小さい子から大人まで参加してくれました。
<つみ木であそぼう><工作コーナー>
あそびあ~と☆こども劇場いるまの皆さん主催のワークショップです。
最初は個々に作っていた作品が、最後にはつながり大きな作品が完成する姿は圧巻されました。2時間があっという間に感じた子どもたちも多かったのではないでしょうか?その場で初めて知り合った子ども同士や大人同士、子どもと大人が協力して一つの作品を作っている姿に感動しました。
詳しくはあそびあ~と☆こども劇場いるまさんのホームページをご覧ください。
<星座絵プレゼント>
天文クラブの方たちが担当してくれました。誕生日や記念日の星空を印刷してプレゼントします。
自分が生まれた年・月・日・時を教えていただくと、その時の星空にどんな星座があったのか、惑星や星団・星雲といった天体が見えたのかを教えてくれます。
子どもたちが興味津々に星座絵をながめるその横で、お母さんやお父さんが感慨深げにその子どもたちをみつめる様子をたくさん見ることができました。
当日はこどもライブフェスタの参加者のほとんどが集まる大盛況でした!! 中には「今日参加できなかった家族の分もお願いします!!」といった方も…!! うれしい悲鳴ですが、印刷用の用紙をなんども補給しなければならなくなりました。
<サイエンス工作>
科学クラブの先生が紙で作る竹とんぼを教えてくれました。
紙でできた羽の部分を切り取り、ストローに付ければ完成!と書けば簡単そうですが、とても奥が深くて、羽の角度が少し違っていたり、ストローに付ける場所がちょっとずれていたりするだけでうまく飛びません。子ども達は、「なんで飛ばないんだろう?」と考えながら、試行錯誤を繰り返して、最後にはきれいに飛べるペーパー竹とんぼを作り満足そうに飛ばしていました。
ある男の子は保護者の方に「入ろう」と言われても気乗りしない様子でしたが、作っているうちに夢中になり、羽を二つ上下に付けた竹とんぼを発明しました!子ども達の“考える力”や“発想力”のすばらしさを感じた2時間でした。
<ジオラマ走行展示>
児童センター30周年を記念して銀河鉄道358の方たちが中心となって作っていただいたジオラマの走行展示です。
普段は展示ホールの隅でホコリを被っておりますが、久々にNゲージ車両を走らせる機会となりました。列車をじっと眺めている子、走る列車を追いかけてジオラマの周囲をグルグル歩く子、それぞれに楽しんでいる様子がうかがえました。
<プラネタリウム無料投影>
いつもは小学生以上は有料のプラネタリウムが、本日は特別に無料投影しました。
沢山の方に気軽にプラネタリウムを楽しんで頂きました。中には午前は一人で、午後はお父さんを誘って2回とも観に来てくれた小学生もいました。
この日はボランティアさん合わせて200名以上の方が参加してくれました。中には初めて児童センターに遊びに来た方やこどもライブフェスタを初めて知った方もいたのではないでしょうか?入間市の万燈まつりが中止となって児童センターのボランティアさんが活動する機会も減っていたので、こどもライブフェスタ参加をきっかけにボランティアさんたちの活動の周知をすることもできました。
児童センターの常連の小学生達は、午前中はつみきのワークショップ、午後はボランティア活動の他に各ブースを楽しんで…とボランティアと参加者両方の立場で一日中楽しんでいました。各ブースに参加している子どもたちはキラキラした目で、私たちの声が聴こえないくらい遊びに集中している場面も、それを見ている大人も一緒に参加したり温かい目で見守ったり、館内が笑顔でいっぱいになりました。
最後になりましたが、あそびあ~と☆こども劇場いるまの皆さん、ボランティアの皆さん、お手伝いしてくれたこども運営ボランティアの子ども達、ご協力ありがとうございました。
入間市児童センター スタッフ一同