開館中の12月、ふとホワイトボードを見ると、たくさんの星が描かれていました。描いていたのは幼児Sくんです。
あまりに夢中に描いているので、しばらくしてから声をかけてみました。
スタッフ「星の絵を描いているの?」
Sくん「うん」
と少し恥ずかしそうな様子です。
「他には何を描いたのかな?」
と絵をよく見ると・・・
(まだ幼児さんだよね!?)と驚くほど細かい絵が描かれていました。
さそり座・かに座・地球・スペースシャトル・ISS・はやぶさ2・土星‥‥
とたくさん描かれていたので
「あ!かに座!」
「これは、はやぶさ?」
とスタッフが何の絵か当てるたびに、恥ずかしそうな顔が誇らしげな顔に変わっていきました。
その様子を見て
「うちの子、宇宙が好きなんです。当ててもらえて良かったね」
とお母さん。
その後お子さんと星の話をしていると共通のSF映画が好きなことが分かり、スタッフとSくんは意気投合してしまいました。
「今度来たときも星と映画の話しようね!」とバイバイをしました。(そのまま年が明け、臨時休館となってしまいましたが…)
プラネタリウムがある児童センターなので、遊びに来るお子さんも星好きな子が多い印象があります。
クリスマスにもらった天文の図鑑2冊を持って遊びに来る小学生Mくん(星の名前が得意です)
惑星が大好きでスタッフ顔負けの知識を披露してくれる幼児Kくん(惑星の特徴や衛星の名前が得意です)
などなど・・・
子どもたちの知識の吸収力のすごさにスタッフは驚くことが多いのですが、一緒に話しているとスタッフの知識も自然と広がっていきます。新しいこと学んだら「〇〇くんに教えてあげよう!」とスタッフは思い、子どもも新しい知識を学ぶと嬉しそうに教えてくれます。
児童センターが再開し、また子どもたちとお話する日を楽しみにしています。
※入間市児童センターは3月7日まで臨時休館中が延長となりました。詳しくはホームページ等をご覧ください。
上田真奈美(2)