10月17日(日)13時から、遊び体験クラブの活動がありました。
子ども7名、大人7名で参加しました。
今回の活動テーマは「自然観察をしよう」ということで…
さいたま緑の森博物館に行ってきました!
ですが・・・この日はあいにく雨が降ってしまい、土もぬかるみ歩きにくかったり、気温もグッと下がって寒い中での屋外活動になりました。
けれど、クラブ員にはあまり関係なかった様子で、早く集合場所に到着したクラブ員は
「何見るの?」
「何をするの?」
とスタッフに質問攻めです。(落ち着いて)他のクラブ員も普段とは違う場所での活動もあって、何か特別感のようなものも感じているようでした。
今回ガイドして下さったのは、さいたま緑の森博物館インタープリターの坂本さんです。
クラブ員にコースや自然観察ポイントの場所などの説明や、「太っちょ細っちょのどんぐり選手権をするためのどんぐり探しをします!」とお話をして、出発しました。
自然観察ポイントでは、「お星さまのような形の赤い花」「いんげん豆のような植物」「展望台」の3か所をまわりました。特に驚いたのは、お星さまのような赤い花のクサギの観察です。
夏に白い花を咲かせ、秋になると赤い花へと色が変わり青い実をつける不思議な花です。その実をこども達がつぶしてみると手が青く染まりました。
「染色の材料として利用がありますが、日光にとても弱いものなんです」
「葉っぱをなでてみて下さい、クサギの由来は葉っぱが臭いからなんですよ」
と坂本さんが説明。クラブ員は「きれいな水色!」「ほんとだ!手が青くなっちゃった!」「面白~い!」とその不思議なクサギに興味津々でした。
最後に訪れた展望台につく頃には、すっかり雨はあがり綺麗な青空が広がっていました。
受付に戻ると、いよいよ拾ってきたどんぐりで「どんぐり太っちょ細っちょ選手権」です!
みんな自信満々!どんぐりをテーブルに広げます。
「これが一番だと思う!」
「うーん、これはどう?」
「どっちの(どんぐり)がいちばんかな?」
と保護者も含めて真剣なまなざしで、一番太っちょ細っちょのどんぐりを探しました。一番になった子に「すごーい!」とみんなで拍手して称えました。
締めくくりは、自分たちで一生懸命集めたどんぐりを使って、どんぐりやじろべいとコマづくりです。初めて体験するクラブ員もいて、穴をあける所で悪戦苦闘~!(がんばれ~!!)頑張ったかいがあって、お辞儀をする面白いやじろべいや、早く回るコマなどが完成しました!
活動前は「天気も悪いし時間を短くしようか」と話してましたが、なんと!予定通り2時間丸々活動が出来きました。
雨が降っていると少し憂鬱な気持ちになりそうなものですが、子ども達は森の中で水たまりを発見すると、その中を長靴で思いっきり歩き。木にかかるツルを引っぱり離して、たくさんの雨の雫を落として遊んだりと、雨だからこそ体験できる貴重な時間を過ごすことが出来ました。
遊び体験クラブは、我々スタッフの大人も「楽しい」と思える活動です。
大人も「楽しい」と子ども「楽しい」「嬉しい」と感じる。そんな体験が出来るクラブと考えて活動しています。
来年度もクラブ員を募集致しますので、是非遊び体験クラブに来てくださ~い!!
中田 愛永(1)