1.4惑星集合

 「春眠暁を覚えず」なんて言葉がありますが、皆さん早起きは得意ですか?私は夜遅くまで星を見ていることが多いので朝はとっても苦手です。朝、目覚ましタイマーの停止ボタンを何度も押してしまいます。

 「早起きは三文の得」とも言います。この春は早起きをすると良い風景を見ることができますよ。

と、言いますのも明るい惑星が明け方の空に集合するからです。

 下の写真は、つい先日(4月8日)の明け方、自宅のバルコニーから東の空を撮ったものです。

住宅地なので、電線がたくさん写っていますが、惑星は明るく良く見えました。

金星が明けの明星として一番明るく輝いておりマイナス4等級です。火星はその名の通り赤く、一等星ほど、土星も一等星くらいの明るさです。

 惑星は太陽から近いほど公転周期が短くなり、星座間を早く動いていきます。公転周期はおよそ、金星が0.62年、火星1.9年、土星30年くらいになります。金星、火星の動きが早いため、毎日3惑星の位置関係が変わります。4月下旬から登場する木星の公転周期は約12年ですので、背景の黄道12星座(星占いの12星座)が毎年変わるような感じですね。

 下の図は、4月18日の朝の様子をシミュレーションしたものです。木星が参加しますので賑やかになります。海王星も木星のすぐ近くにいるのですが、7.9等星と暗いので肉眼で見ることができません。

4つの明るい惑星がほぼ一直線に並び、25日頃から下弦を過ぎた細い月が惑星に接近しますので更に眺めが面白いものになります。

2.2惑星の大接近

  4つの明るい惑星は日々、位置関係が変わります。5月1日は金星と木星が大接近し、その間隔は

0.25度角。月の直径が約0.5度角ですからその半分くらいです。天体望遠鏡の倍率を100倍くらいにしても、その視野の中に2惑星が見えるほどの近さです。但し、午前4時頃で地平高度が約11度と低いので東の空が地平線まで開けているところで見るのが良いでしょう。金星がマイナス4等級、木星がマイナス2等級と大変明るいので肉眼でも見応えがあるのではないでしょうか。

5月30日になりますと、今度は火星と木星が大接近します。火星と木星の間隔は0.6度角。天体望遠鏡の倍率50倍程度で同一視野に収ります。

下の図は、木星と火星が接近する様子をシミュレーションしたものです。

 以上のように、今春は明るい惑星が明け方に集合し、毎日、それぞれの位置が変わります。晴れそうな日がありましたら、是非、早起きしてご覧になってください。

飯田 晃(1)

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