子育て相談講座「イヤイヤ期の相談講座」

~親子いっしょに笑顔で過ごせるヒントを見つけましょう~

2020年12月11日(金) 10:00~11:00

参加人数:10組21名

 

いつにも増して子育てについて周りのお母さん同士で話す機会がなくなっている昨今、

辛いと感じるお母さんが多いと相談を受ける上で感じています。

 

1歳~2歳前後のお子さんとのやりとりや、生活の中での困りごと。

お子さんの行動に対して理解が難しいと感じるママに対して

少しでも笑顔で過ごせるヒントを見つけてもらおうと子育て相談課、家庭児童相談員の皆様の

ご協力により、開催することができました。

 

 

 

 

 

まずは「イヤイヤ期の理解」

 

人間は脳が未熟に誕生し、その成長の順番により、

判断する力や抑制する力を司る大脳新皮質(前頭前野)が育っていないので、

怖いもの知らずの自己主張期になってしまう。→つまり脳の発達により仕方のないこと、

たくさんの手助けと多くの時間が必要。

「脳」の図でわかりやすく説明していただきました。

 

 

 

ここでの笑顔で過ごせるヒントは

・時間にゆとりを持ちましょう

・スルーする勇気を持ちましょう

・いつかわかるはずと信じましょう

 

「わかりやすいコミュニケーションの取り方として」

ポイント

1.子どもと話ができる環境

2.事前に約束

3.共感的な表現

4.ほめる

 

子どもをほめてみよう

・ごはんの前に「いただきます」が言えた。

・ごはんをこぼしながらも、1人で食べた。

など当たり前と思ってしまう子どもの「行動」をほめてみる。

 

 

 

 

 

 

家庭相談員の皆様の名演技により、どうやって褒めるかを具体的に

見ながら、ご自身と照らし合わせてみます。

 

「ロールプレイをやってみよう!」

 

2人組になって母役と子ども役に分かれ「公園」「ご飯の時間」

「お風呂の時間」の設定でやりとりをしてみる。

 

 

 

 

やってみたママたちの感想は

「ロールプレイをしてみることで、様々な対応の仕方や声掛けがあることを学んだ」

「初めてで恥ずかしかったが体験できて親と子の気持ちがわかった」と感想がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の質問も活発にあり、ママたちが普段から悩んでいることの少しは

解消できたのかなと感じました。

 

アンケートからは「自分も褒められると嬉しいことがわかったので、子どもにも積極的に

ほめたいです。」「感情的に怒ったりしがちなので、気を付けたいです。」

「ほめていたつもりだったが、もっとほめようと思いました。」

などの声が寄せられました。

 

なかなか講座を開けない状況ではありますが、今後も育児を頑張る

親御さんに寄り添っていけたらと思います。

 

 

保育士  佐藤和子(9)

 

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