子育て相談講座
H.28.11.17(木)
乳幼児家庭の災害に備える心構えと暮らし方
~もう一度自分の家、部屋の安全を考えてみませんか~
今回の子育て相談講座は女性建築士の方3名「ほっと・すまいる」さんによる
乳幼児家庭における防災についての相談講座です。
「防災」とても大切なことであり、身近なことでありながら、
なかなかじっくり話を聞いたり見直しをする機会が作れないそれらの様々を、
実際の阪神、淡路大震災や東日本大震災の事例を交えながら
女性建築士さん目線でのお話しをしていただきました。
<防災クイズ>
Q1.台所で火を使っている時に大地震、あなたはどうしますか?
A:急いで火を消す B:急いでわが身を守る
Q2.阪神淡路大震災で建物の下敷きになった人をたくさん救出してくれたのはどっち?
A:警察・消防・自衛隊 B:隣近所のおじさん、おばさん
Q3.地震に備えてやらなきゃいけないことは?どっちが優先?
A:耐震補強や家具の転倒防止
B:3日分の食料、水の準備と、家族の安否確認方法を決めておく
<答え>
Q1~Q3 全てBが正解です。
「どちらも不正解ではないのですが、優先順位からするとそうなります」という回答でした。
<まず持って逃げたい赤ちゃんの必需品として>
紙おむつ、ベビーフード、おもちゃ、ベビーウエア、母子手帳(お薬手帳)、粉ミルク、哺乳瓶、
おしりふき(ウエットティッシュ)、タオル(バスタオル)、使い捨てカイロ(お湯が作れるのでミルクの準備ができる)
などをあげていただき、ママたちから「いつものマザーズバックに入れておくといいね」という言葉も聞かれました。
実用的にタンスの上のつっぱり棒は買わなくても季節のお洋服の替えをダンボールに入れたものや、
布団をギュッと乗せておくと転倒防止になりますよ、とまさに女性目線のアイデアも教えていただきました。
「ほっと・すまいる」さんには非常食もご用意いただき、
参加の皆さんはパックに入れた五目御飯を試食用にいただきました。
お子さん同室での相談講座でしたので、個別相談もお子さんが遊ぶ様子を見ながら
その場でしていただきましたが4組の方がそれぞれのお宅の様子などから、
どんな防災準備が必要かを相談されていました。
またアンケートのほとんどが「防災について再確認と見直しをしたい」というものでした。
最近の地震の頻発や津波の発生を見るにつけ、いざというときのために
準備をおこたらないことが大切だと思いました。
保育士 佐藤和子(5)