災害に備える安全安心な暮らし方
H31.1.16(水)11:00~12:00
14組29人参加
今回の子育て相談講座は女性建築士の会「ほっと・すまいる」さんによる防災講座です。
昨年は水害、地震など災害がとても多い年でした。
そして、1月の災害といえば24年前の阪神淡路大震災を思い出される方も
いらっしゃるかと思います。
幼いお子さんをお持ちの保護者の方たちはどんな準備が必要なのか、
いざという時のためのお話しをしていただきました。
大地震発生!!その時あなたは・・・ということで
1.まず赤ちゃん(子ども)の頭を覆い安全な場所へ
2.落ち着いてあわてず様子を見る
3.揺れがおさまったらドアや窓を開けて避難ルートを確保
大きな災害の後は通話もすぐつながらないことがあります。
そんな時は災害伝言ダイヤル「171」。
分かっていても試したことがない方が多いかと思いますが、今回は講座の中で実際に
どうやってダイヤルから進んで、どんな案内が流れるかをやっていただきました。
また毎月1日と15日は災害伝言ダイヤルが試せる日なので、皆さん是非やってみましょう!
※乳幼児家庭では一般家庭で必要な備蓄品以外に、普段使っている「ママバッグ」を日頃から補充して
多めに持っていると良い。食料品(缶詰・カップ麺・冷凍食品など)も普段から食べ慣れているものを、食べた分補充していくと良い。
(これはローリングストック法というものだそうです)などの工夫も教えていただきました。
今回は市役所の防災課の職員さん2名が見学にいらっしゃり、母たちの質問を受けてくれました。
Q.水などは重たくて家族分持って避難は無理です、避難所にはありますか?
A.避難所になっている場所には備蓄があります。
Q.子ども2人を連れて逃げる時、荷物が重くて大変、選択するとしたら?
A.まず第一に必要な物のバック、その他というように持ち出す際の順番を決めておくと良い。
Q.どの程度の地震で避難所が開設されますか?
A.震度5強以上の地震で、市内89か所の小・中・高校で開設されます。
その他にもお母さん達から活発な質問があり、丁寧に答えて頂きました。
アンケートからも
「自宅を見直す機会ができました」
「大変参考になりました、少しづつ備蓄をします」
「避難袋の準備をします」など前向きなご意見をたくさんいただきました。
スタッフも災害について今いちど見直す良いきっかけになりました。
天災はいつやってくるか分かりません、いざという時のために準備をしておきたいものですね。
保育士 佐藤和子(1)