利用者支援事業
子育て相談講座「トイレトレーニング」
日時:H.28.10.28(金)
場所:多目的室
参加人数:17組36人
今回は保育所や幼稚園への入所の関心が高まる中‘おむつはずれ’についての相談講座を開きました。
はっきりしない天候にもかかわらず、お申込みの方は全員出席というお母さん方の意識の高さにも
育児への熱意が感じられる講座となりました。
おむつが外れていく過程を4つのステップとしてとらえ、その時々での子どもの様子や
保護者がどう関わっていくと良いかを考えていきます。
ステップ1・・・おしっこやトイレに興味を持つ
ステップ2・・・トイレに座る習慣がつく
ステップ3・・・誘えばトイレでおしっこがでる
ステップ4・・・出る前に「おしっこ」と言える
それぞれの段階で保護者の関わり方は違ってきますが、
とにかくあせらせない・嫌がる時には無理をしないことが大切だろうと思っています。
またたくさんある、おまるや補助便座の種類(一体型おまる、3WAYおまるなど)の使いやすさ、メリット、デメリットとして
それぞれのご自宅に合ったものの選び方を紹介しました。
お子さんが好きな絵本にもトイレトレーニングを後押ししてくれそうなものがあり、
用意した中で講座中3冊をピックアップしてスタッフが読みました。(ぷくちゃんのすてきなぱんつ、といれ、しっこっこ)
絵本を読むと、子どもたちも全身を絵本に傾けてじっと見入る姿がありスタッフや母たちも驚くほどの集中力で、
この先のトイレトレーニングもうまくいくのでは、と感じさせてくれる一瞬でした。
最後に先輩ママとして、3歳男児のお母さんのおむつはずしの進め方をお聞きすると参加の
母たちも大きくうなずきながらメモをとっていました。
参加してくれた母のアンケートからは「子どものペースで」「行きつ戻りつがんばれそう」
「不安が減りました」「前向きにやっていきます」など嬉しいご意見をたくさんいただきました。
これからも保護者の関心が高いものを相談講座として取り入れていきたいと思います。
保育士 佐藤和子