3月8日(日)10:00~12:00
幼児3名 小学生12名 中学生1名 大人6名 ボランティア10名

恒例となった春の自然観察会です。
自然を愛する心を育むために年に4回行って、
地域の方との繋がりを深めています。

この日の活動は、戸塚南小・あすぱるエコクラブで
斜面林にアカガエルを増やすための活動の成果を確認しました。

始めにあすぱるの多目的室に集合し、紙芝居を見ました。
s-DSCF4211

斜面林に井戸が出来る経緯や、アカガエル再生プロジェクトの話で
分かりやすい紙芝居でした。

何ページもありましたが、小学生たちはお話に引き込まれたように集中して
参加者の中には紙芝居に登場している子もいました。

アカガエルの卵塊を探す前に、横山隊長から
アカガエルについてと、斜面林の生態系についてお話がありました。

「今回はアカガエルの卵塊が何個あるだろうね。
去年は今年より1週間早くて、大雪も降ったよね。」
と、これまでの卵塊の数についておさらいがありました。
s-s-DSCF4216
・2010年4月 アカガエルを斜面林に放流
・2011年   0個
・2012年   5個
・2013年3/16 50個
・2014年3/1  50個
・2015年3/8  ??個

次に生態系ピラミッドの図を見せてくれました。
「斜面林のアカガエルは上から2番目なのに多いよね」
子どもたちに問い掛けます。

「(ピラミッドの頂点の)鳥がいないからだ」
子どもたちは気付いたことを生き生きと発表しました。

「そう、カエルを食べる鳥やヘビが少ないんだ」
これからの斜面林を考えると必要な生き物がいるね。
調査後、これからの斜面林の環境について聞きますね。」
と横山隊長がみんなに課題を出し、卵塊の調査に移りました。

アカガエルの卵塊は、戸塚南小屋上ファームにあるビオトープ
戸塚南小ビオトープ、斜面林の3か所にあります。

始めは、戸塚南小屋上ファームにあるビオトープです。
水辺ぎりぎりまで身を乗り出しながら数を数えます。

「こっちは3個あったよ!」

「たまごの黒い部分が細長がいのは、産んでから何日か経っているんだよ。」

横山隊長の言葉にまたまた子どもたちが身を乗り出します。
s-DSCF4220

次は戸塚南小のビオトープです。

白い容器で卵塊を掬ってみんなに見せてくれました。
「プニョプニョしてる。」
直接触る体験もできました。
s-DSCF4233

最後に斜面林の卵塊の数を数えました。

下流から数えていきます。
s-DSCF4235

水に流れてここにたどり着いたのでしょうか。
多すぎて数えるのが大変!!

大量の卵塊が確認出来ました。
s-DSCF4237 s-DSCF4237編集

水辺の目印で何箇所かに区切り、分担して数えました。

「こっちは25個!・・・待って。数えてないの見つけた。」
「2個です。」
みんなで1つも漏れることなく卵塊を数えました。

今年の卵塊は75個確認出来ました。

着々とアカガエルが増えているようです。

卵塊の数を数えた後は、1つの卵塊にいくつの卵があるか
手分けして数えました。
s-DSCF4244

今年は平均的な大きさの卵塊を選び、卵を数えると1942個ありました。

去年は大きな卵塊を数えて2965個でしたので

大きさで卵の数がこれだけ変わるのが分かりますね。

今度は全体の卵が何個あるのか計算します。

卵塊75個の中にそれぞれ約2000個の卵があるとすると、、、
15万個です。

戸塚の人口が6万人ですから、3倍近いですね。

アカガエルの数が増え過ぎた事を確認したところで
横山隊長からみんなに問い掛けました。

「今、斜面林に多くカエルがいます。
この斜面林には多すぎる程アカガエルが増えてきましたが
これからの斜面林をどうしていくと良いでしょうか。」

「斜面林のピラミッドでアカガエルを食べるのがいない」
「ヘビを増やそう」
「鳥を増やしたら良い」

など、斜面林をどのような環境にしていくか子どもたちの考えが次々と出来てきます。

「鳥が食べるのも1つの方法だよね。」
「生き物を斜面林に逃がすだけでは生きられないんだよ。
今の環境を変えないとね。」
横山隊長は丁寧に受け止めてくれました。

子どもたちから出た案から

1、カエルを捕食する鳥が集まる田んぼを作る
2、アカガエルを餌とする生き物を育てる
3、竹林の中の新しい芽を踏みつぶさないように看板を設置する。

の3つ、斜面林の環境を変える課題が決まりました。

「6月頃に田植えをしましょう。」
と横山隊長から、次回のテーマのお話しがあり、今回の活動はおしまいです。

横山先生、菊次先生を始め、ボランティアの皆様、たくさんの方の
協力をいただき感謝しています。ありがとうございました。

活動を続けることで、生き物の変化や斜面林の大切さを
子どもと地域の方で実感できるとても大切な活動です。

これからも、地域の方と一緒に自然環境保護活動に取り組んでいきたいと思います。
興味のある方は是非ご参加ください。お待ちしています。

【お知らせ】
アカガエルの卵塊をあすぱるに一ついただきました。
すでに卵から孵った子も出来てきました。

児童厚生員 池田幸司(4)

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