日時:3月12日(土)10:00~12:00
参加人数:幼児4人、小学生19人、中学生1人、高校生1人、大人19人、ボラ5人
2010年より毎年春に行っているアカガエルの卵調べ。
今年も横山隊長のご指導の下、下台公園の水路にてみんなで調査を行いました。
出発の前に横山隊長、そして戸塚南小あすぱるエコクラブOGの岩川さんよりアカガエルについての解説があります。

子どもたちはアカガエルの写真に興味津々の様子。

「大人のアカガエルも見てみたい!」
とやる気満々でした。
さらに、参加者のお母さんがアカガエルの本を読んでくれます。

絵本に出てくるようなアカガエルや卵に出会えるかな…楽しみです!
あすぱるから水路へ向かう途中にも自然がいっぱい!
茂みにいるカマキリの卵を探したり

安行桜を眺めたり

みんなで春を探しながらの移動となりました。
産卵場所をのぞいてみると、今年もアカガエルの卵がいっぱい!

水の中にあるタピオカのかたまりのようなもの…これが全部アカガエルの卵なんですよ!
早速、みんなで協力して水路にある卵の卵塊数(かたまりの数)を数えます。

さて、いくつのかたまりがあったと思いますか?
正解は…

65卵塊の卵が見つかりました。
さらにここから、1卵塊がいくつの卵でできているかを調べます。

この卵のかたまりを少しずつばらしてカップに移します。
カップに入っている卵の数を一人一人が数え、その合計が1卵塊の卵の数となります。

集計の結果、1卵塊の卵の数は2,442個でした。

ここに先ほど見つかった卵塊数の65をかけると…

今年水路で見つかった卵の数は、およそ158,730個という結果になりました。
調査で使用した卵は参加者で手分けして持ち帰り、大きくなったら元の水路に戻します。
「いのちを大切にしたい!」
子どもたちはやる気に満ち溢れていました!
他の子どもたちにも参加した感想を聞いてみます。
「カエルだけじゃなくたくさんの生き物がいて驚いた。」
「冬にトンボがいた!」
カエル以外にも、たくさんの生き物と出会えたようですね!
最後は、みんなで自然にお礼を言って終了します。

今年は158,730の新しい生命が誕生していましたが、大人のカエルまで生き残れるのはこのうちのわずか2%ほどだということです。
みんなも、おたまじゃくしやカエルを見かけたら、そっとのぞいて成長を見守ってあげてくださいね。
また来年、たくさんの卵に出会えるのが楽しみです!
児童厚生員 田中永幸(1)