「eco出前勉強会」エコクッキング
~よもぎのホットケーキつくり~
28年8月27日(土)10:30~12:30
小学生10人・幼児親子8組参加
8月のクッキングは「eco出前勉強会」にご協力いただきECOクッキングを行いました。
講師は西尾さん・佐々木さんの二人です。
どういうところがecoなのかというと・・・
土手や畑の隅に生えているヨモギとか、雑草と思われる草でも食べることができますという紹介と、
地球全体の気温が年々上昇しているので、温暖化に気をつけましょうというお話でした。
早速みんなに質問です。
「ヨモギ食べたことある人~?」
と質問すると2~3人の手が上がり、質問を変えて
「草餅食べたことある人~?」
と聞くとほとんどの人が手を挙げていました。
「草餅の緑色は、ヨモギなんですよ」
と説明しましたが、
草餅に入っているのがヨモギだということを知らなかったようです。
春に芽吹くヨモギですが、夏まで咲き続けた時のヨモギと見比べました。
春のヨモギは葉っぱが広く青々として柔らかそうですが、夏のヨモギは茎が伸びて葉っぱも細くなり枝が伸びているという印象です。
しかし葉っぱの裏は白くなっているところはどちらも変わりありません。
その他、ヨモギの効用など昔から体を整えるために用いられてきたということも知り、
先人の知恵を学ぶことができました。
いよいよホットケーキ作りに入ります。
始めは、茹でたヨモギを包丁で細かく刻むことから開始です。
茎の硬いところもあり、幼児さんはちょっと手ごわそう・・・。
高学年女子は包丁使いも上手です。
次はさらにヨモギが細かくなるようにすりこぎでヨモギをすり込みます。
初めて使うすりこぎに悪戦苦闘している姿がちらほら・・。
「下に濡れ布巾を敷くと動かなくなってやりやすですよ」
と教えてもらうと
安定してすりこぎを回せていました。
すりこぎは上手に出来ましたか~?と質問すると
「むずかしかった・・」
とお返事が帰ってきました。
ヨモギの繊維が細かくなったらホットケーキミックス、卵、牛乳を混ぜ合わせます。
温めたホットプレートに生地をながすと、抹茶を混ぜたようなきれいな緑色です。
ふつふつと表面に泡が出てきたらひっくり返すサイン。
ホットプレートの縁が熱いので気を付けながら、ひっくり返しに挑戦!。
「パタン」と音がして茶色の焼き色がついたホットケーキが!!
中には可愛らしくクマに焼いたお子さんもいてびっくり。
「いただきます」
のご挨拶のあともなかなか食べ始められなかったようです。
ホットケーキの試食のあとは、青菜のおひたしの試食。
お皿に3種類の青菜が載っていました。
そのうちの一つは「ヤブガラシ」という種類で、藪でさえも駆逐して枯らしてしまうとい悪名高い雑草です。
そんな雑草がおひたしになるなんて・・・。
ごまドレッシングをかけて食べると美味しくてまたびっくり!初めて食べるという人も
「おいしい」とお箸がすすんでいました。
お子さんが美味しいと食べる姿を見て、お母さんたちもびっくり!!
八百屋さんで売っている青菜だけではなく、自然に生えている雑草も美味しく食べられることを教えていただきました。
「eco出前勉強会」西尾さん・佐々木さん、川口市地球温暖化防止活動推進センター古宮さんご協力頂きありがとうございました。
児童厚生員 杉浦真美 (9)