子育て相談講座 イヤイヤ期 ~親子の時間を笑顔で過ごすために~
日時:令和4年11月18日(金) 10:00~11:00
参加人数:10組20人
コロナ禍で子育てについて周りのお母さん同士で話す機会や同じ年齢のお子さんと会うことも少ない昨今、お子さんとどう接していいのかわからないと悩んでいるママたちが多いと感じています。
今回はイヤイヤ期について親子の時間を笑顔で過ごすためのヒントを見つけてもらおうと、子育て相談課、家庭児童相談員の方々のご協力により、開催することができました。

最初は自己紹介!
好きな食べ物・苦手な食べ物を話してもらい、笑い声も聞かれリラックスした雰囲気になりました。


まずはイヤイヤ期ってどんな時期?
イヤイヤ期の理解についてのお話しから始まりました。
人間は脳が未熟に誕生し、その成長の順番により、判断する力や抑制する力を司る大脳新皮質(前頭前野)が育っていないので起こること。
つまり脳の構造や発達により仕方のないこと、たくさんの手助けと多くの時間が必要だということです。

コミュニケーションの取り方として子どもの行動をほめてみよう!
「ほめる」ってなんだろう?
例えば・・・
「片付けようとしたんだね」
「いただきますって言えたね」など
完璧でなくても、当たり前のことをほめてみよう。
「ほめる」とはあなたのことを見ているよ、というメッセージ!!
ほめることが難しいと感じるときは・・・
こどもの行動をそのままなぞる!
ママたちもなるほど!といった表情でした。

また、場面を設定した相談員の方によるロールプレーを見て、母子共に落ち着くための方法やほめるポイントをママたちと一緒に考えました。
とても熱心に学ぶママたちの姿が見られました。

ママたちからは
「毎日の生活に活かしやすい内容で涙が出そうでした。子育ては楽しいけれど、日々、悩みも絶えないのでこういう話しが聞けて嬉しかったです。」
「子どもの脳の成長について知ることで、理解したうえで接することができるなと思いました。パパにも今日の講座について話をして共有したいと思います。」
「実際、イヤイヤ期を迎えることに不安はありますが、頭の中に今日学んだことを入れて頑張ろうと思います。」などの感想が聞かれました。
今回の講座で同じような悩みを持つママがいることを知り、自分だけではないと安心してもらえたのではないでしょうか。
イヤイヤ期はいつかは終わります!
私たちスタッフも普段とは違うママたちの一面を知ることができました。
これからもママたちに寄り添った関りを心掛けていきたいと思います。
子育て相談課、家庭児童相談員の皆さま、ありがとうございました。
保育士 佐藤和恵(8)