たけのこプロジェクト 第7回 ~お習字体験 凧つくり~ 27年1月10日(土)10:30~12:00 小学生8人 中学生3人 高校生9人 大人16人 合計36人 たけのこプロジェクト第7回はお習字体験と凧作りです。 ボランティアさんにお習字を教えてもらいながら、自分の好きな字を凧に書き完成させる体験をしました。 たけのこプロジェクトは ~障害のある子もない子も地域で共に育ちましょう~ を目標にNPOと協働しながら日本NPOセンターの助成金をいただいて行っている「どんどこプロジェクト」の事業です。 今回は真っ白な半紙に思いやひらめきを表現する楽しさが、自分を表現する術となり「生きる力」に繋がってほしいと行いました。 1 朝のご挨拶 2 先生の紹介 3 おしゅうじ 4 作品発表とじこしょうかい とホワイトボードに書き、今日の予定がみんなにわかるようにします。 「はじまりと終わりを知らせることが大切」とすてっぷの隅田さんが書いてくださいました。 うれしいことに、参加人数が多かった為二つのグループに分けて活動開始! 一つはお習字の練習グループ。 もう一つは凧に飾りをつけるグループに分かれてそれぞれ取り組みます。 スタッフはグループごとに見回りスムーズに行えるよう声がけをしました。 初めてお習字をするという高校生に指導員さんが手を添えて書き始め、 まずはひと筆で書ける“し”や“ひ”の文字から練習しています。 “ひ”は参加者の一人ひろむくんの一文字。 “ひ”を何回も練習していました。 出来上がりには“ひろむ”の3文字を凧にかきあげています。
小学生のM君は自分のお気に入りのミニカーの“フォーミュラ”と書いたり、中学生男子は絵本の題名を書き、個性を発揮して味わいが感じられる字を書いていました。
みんなどんな風に飾りをするのかな~と見ていると、千代紙の柄や色使いを分けて優しい色合いにしていたり、
書いた文字の配列に合わせて紙を手でちぎって貼ったり、模様の一つをパーツとして切り取って工夫しています。 ボランティアさんも墨汁がこぼれないよう見守りながらみんながのびのびと作業してもらえるように注意して周りの大人の援助を受けながら創造性豊かな凧に仕上がって行きました。 何かを作りあげる意欲はどの子も皆同じという事を再確認させてもらえました。 最後は一人ずつ感想の発表です。 小学生のM君は 「大好きなミニカーのフォーミュラが書けて楽しかった」と感想を発表。 人気グループ嵐のファンでお習字を習ったことのある高校生のYちゃんは、 “嵐”と一文字書いて完成させていました。習ったことがあるだけに、筆さばきも滑らかでした。 「とても上手に書けているよ~」と声をかけると、はにかみながらも笑顔を返してくれます。 高校生男子は 「難しかったけど挑戦できた」とお習字体験の自分の気持ちをみんなの前で発表出来ました。 みな自分で文字を書き完成させた凧を持ちながら一つの事をやり終えた達成感が感じられます。 短い時間でしたが、新しいことや難しいことに挑戦したことで達成感を感じ、また次の新しいことに挑戦してくれる意欲に繋がる事を願っています。 児童館での取り組みが少しずつではありますが広がっています。 社会資源としての児童館である事が広まっていく様な取り組みをこれからも続けていこうと思います。 次回はいよいよ今年度最終回。 2月14日(土)14:00~15:00 ~お話し会とおもちゃ図書館お楽しみ会~
を行います。
皆様のご参加お待ちしています。
児童厚生員 杉浦真美 ②