戸塚児童センターあすぱる~第2回ロボット作り~
日時:6月28日
場所:多目的室
参加者:小学生20名 保護者21名 講師1名 大学生9名
このロボット作りは埼玉大学教育学部STEM教育センターの
野村先生のご協力で開催することになりました。
教育学部、工学部の生徒さんにも一緒に協力していただきました。
子どもたちの想像力と可能性を発揮する機会にして
将来の夢に繋ごうという企画です。
今回も申し込み開始日には電話が鳴り続ける人気のイベントになりました。
戸塚地区だけではなく芝地区からの参加者もありました。
前回に比べて女の子の参加者がたくさんいたのも特徴です。
「ものつくりが好きなんです。」
と6年生女子
「ロボット作りが楽しみで、昨日の夜は眠れませんでした。」
と1年生男子
子どもたちはそれぞれの思いを胸に参加しているようです。
午前の部では「救援ロボットハンド」を作りました。
熱い眼差しで大学生を見つめ、説明に耳を傾ける子どもたち。
大学生に触れ合う機会の少ない子どもは
あこがれのお兄さん、お姉さん???
家にあるもので簡単にロボットの手が作れるそうです。
手の関節をじっくり観察して
骨になるストローに切り込みを入れます。
楽しそうに鋏を持つ子。
作業が始まると失敗しないように慎重になる子。
大学生の声掛けは
「どうしてこっち向いてしまうのかな?」
3年生女子
「切れ目が正面をむいていないから。」
大学生
「もう一度やり直してみようか。」
納得できる完成度は、子どもによってさまざま・・・
手早く完成させる子
じっくり丁寧に完成させる子
何度もやり直して完成させる子
親にやってもらう子
いろんな手が完成しました。
モーターに着けたロボットハンドでスポンジを握った子どもは大満足!!!
午前の部が終了です。
午後は野村先生にご指導いただき、断プレートで災害救援車を作りました。
野村先生は始めに、現在のロボット研究と未来のロボットについて
話してくれました。
子どもたちはそわそわした様子で、目を輝かせています。
作業はタイヤを作ってボディ作り
回路やセンサーを付けて仕上げます。
タイヤ作りがうまくいかず、苦労する子どもたち。
失敗を繰り返しながら、丈夫なタイヤを作るための工夫を始めています。
「新しい発見が科学だよ。」
の野村先生の声掛けに子どもたちは
“ちょっぴり科学者になった気分”を味わえたかな?
車が走り出した時は、大きな歓声が・・・
子ども達を後ろで見守っていたお父さん、お母さんもみんな笑顔\(^o^)/
最後に野村先生は
「失敗を繰り返し繰り返して新しい発見をするのが科学ですよ。」
「みなさんは今日一日、研究者になったようですね。」
「これからも新しい発見を続けてください。」
と未来の科学者になるかもしれない子供たちにエールを送ってくださり、
子どもたちはロボット作りへの意欲を掻き立てられたようです。
ご協力いただきました野村先生、生徒のみなさん、
ありがとうございました。
今後もロボット作りは続きます。
次回8月3日を予定しています。
未来の科学者を夢見るこどもたち、
ものつくりの大好きな子どもたちのご参加お待ちしています。
児童厚生員 澤田幸江⑥