日時:8月22日(火)8:40~16:00
場所:歴史と民族の博物館
参加人数:19名(戸塚:10名・芝:9名)
東川口駅のバスロータリーに集合し、元気に出発!
「SUIKAを使いたい!」「勾玉作りに来たよ!」「おやつ何持ってきた!?交換しよう!」
途絶えることのない会話の中、電車を乗り継いで大宮駅で芝と合流。乗り換えて大宮公園駅に到着。駅から徒歩で博物館へ向かいました。
到着後、さすが小学6年生!低学年をまとめ、はやる気持ちを抑えつつ、案内係の説明に耳を傾けました。
「勾玉づくり」、「藍染」、班に分かれて館内見学スタート!勾玉班は制作に挑みました。
’ゆめ・体験ひろば’にて勾玉制作スタート!
きれいな原石を、丁寧に隅々まで磨く小学5年生女子や
「これで完成!」
と、早々に切り上げる小学3年男子など、性格がでる制作工程になりました!
最後まで磨き続け、それでも足りずに家でも磨くと持ち帰った子どももいました。
完成品を嬉しそうに首に下げて触り続ける姿がありました。
館内は企画展示、’くらべる古美術~見て考える美術のひみつ~’の開催中でした。観察シートを受け取り
食い入るように細部を見つめます。
「この像はずっと怒ってる・・」「どうやって描いたの」「私はこれがお気に入り!」
それぞれの感性で古美術品とにらめっこ!剣に書かれた漢文を読み上げたり
自由研究のために無料の資料冊子を持ち帰る子もいました。
小休憩をはさみ、次は体験コーナー前の”昔遊びコーナー”で遊びました。
「石臼轢きたい!」 「だるま落とし、する!」
見つけると同時に体ごと移動してすぐに体験!
さすがの好奇心でした。
ゆめ・体験ひろばでは、絹のハンカチを使い、藍染でハンカチ作りに挑戦しました。
割りばしやローラー、輪ゴムを使い、自ら調節して模様を考えます。
「もっと輪ゴムをきつくする!」「輪ゴムでたくさんまく!」
輪ゴムと割りばしを使った模様作りに人気が集まる中、
ローラーを使った小学3年女子が
「作りたい模様ができて面白かった。またやりたい!」
歴史や民族学にふれ、豊かな感性を育むきっかけになればと思います。
体験の後は、お待ちかねのお弁当&おやつの時間です!
大きなお弁当箱でサンドウィッチをもってきた小学6年男子!みんなに驚かれて
少し照れつつも嬉しそうにパクパクと食べて完食!もちろんデザートも完食でした!
昼食後はおやつ交換タイム!離れた席からお菓子を持ち寄り、交換会!和やかな時間を楽しみました!
午後は隣接する大宮公園の動物園・遊園地で遊びました。
「動物園はすぐに見る!見終わったらすぐに走ろう!」
「やろう!やろう!」「あ!ふくろう!ふくろう好き!」
すぐに、の割にはじっくりと観察した後、公園に戻ると’よーいどん!’鬼ごっこが始まりました!
男女、学年、関係なくターザンロープや遊具を使っての鬼ごっこ!
「今は誰が鬼!?」
斬新なルールのもと、大笑いしながら走り続ける子ども達でした!
帰りの電車でも、興奮は引き続き、すっかり仲良くなった子ども同士で話は続きました。
東川口駅に無事に到着し、終わりの挨拶では、小学5年女子が
「今日、学んだ歴史をこれからの勉強に生かしていきたいです。」
との感想がありました。
芝児童センターとベーゴマ大会の約束をして、今回の旅行も無事に終了することができました。
つながりを生かして、地域に根差した活動を、子どもをまんなかに続けていきたいと思います。
ご理解、ご協力下さり、ありがとうございました。
保育士 大熊良太(9)