日時:令和4年7月25日(月)
人数:小学生12人
戸塚・戸塚西地域包括支援センター共催で、福祉道具(車いすなど)の使用体験し、
高齢者のことを知ってもらおうと「地域福祉を知ろう」を開催しました。
3つのブースを順番に回り、体験したらスタンプを押してもらう、スタンプラリー形式で行いました。
1、「体の動きにくさ」
足首や膝、肘におもりを巻き、歩く、かがむ、座る、立ち上がるなどの動作をし、
不便さを知ってもらう体験をしました。

膝に巻いて・・・


「曲げたり、伸ばしたり、動かしにくいなあ」
2,「目の見え方・耳の聞こえ方」
~耳の聞こえ方~
道具を使って耳の聞こえを体験したり、耳栓をした状態で近くの人と話をしてみて、
聞こえないことの不便さを知ってもらいました。


70歳代の聞こえ方を聞いて・・・「よく聞こえないね」
~目の見え方~
視野狭窄ゴーグルをつけて、視野の狭さや色の見え方がどう違うかを体験しました。


「後ろから来ている人がいても気が付かないね」
3,「歩行器・車いす体験」
歩行器・車いすを実際に使用してみて、乗る人・押す人に分かれて体験してみました。



「なかなか前に進まないし、曲がるのも大変」
「押すのは重くて難しい・・・でこぼこ道も動かしにくい!」
全部体験した後、社会福祉協議会の田中さんが来てくださり、講評をいただきました。
今日の体験を活かし、手助けをしなければいけないお年寄りもいますが、
元気なおじいちゃんやおばあちゃんもいます、と話してくれました。

民生委員の千葉さんからお話を聞きました。
さすが、小学生!聞く態度が素晴らしい!!

子どもたちは日頃、簡単にできることや見えたり聞こえたりしていることも
年をとるとできなくなることを知り、不便さやお年寄りの気持ちに気づいたのではないでしょうか。
最後に修了証をもらい、子どもたちからの感想を聞きました。



「自分ができることがあったら手伝ってあげようと思いました」
「後ろから人が来ていたり、危ない時は教えてあげたいと思いました」
優しい気持ちをいつまでも大事にしてほしいと思います。
今回、ご協力いただきました社会福祉協議会の皆さま、民生委員の皆さま、
ありがとうございました。
また、次回は9月17日(土)に開催予定です。
子どもたちが高齢者と楽しく過ごせるような内容を考えています。
ご参加お待ちしています。
保育士 佐藤和恵(4)