8月7日(水) 13:00~14:30
参加者 小学生14人 中学生3人 大人2人 計19人
夏休み恒例の科学遊び。
今年は、「飛ぶ種の模型を作ろう」と題して、科学名人が行って下さいました。
これから始まる科学の不思議に、子ども達の表情は真剣そのものです。
飛ぶ種の模型???? と、疑問をもって参加した子もいた様で、机の上には色々な物が入った袋が・・・
まず最初に、見せたのは「松ぼっくり」の種。
上から落とすとひらひらと旋回して飛びます。その模型をはさみとクリップで作りました。
「回った~!」と子ども。
「回転しない子は、種に見立てたクリップの位置を変えてごらん」と名人がアドバイス。
次の種は「にわうるし」です。
今度は、ホチキスが種の役割になり、クルクルと回転していきます。
3番目は「らわん」。
羽付きの羽のように重りの種が下になり縦に旋回します。
種はシールなのですが、葉の反り方によって旋回が出ないことがあり、よく旋回するには反り方を考えなければいけません。
反る角度や、羽の開き具合を、何度も試し、よく回る方法を試します。
4番目は、「あおぎり」です。
あおぎりは、葉が内側に丸まっていています。
紙にはさみを入れ、葉の下の部分を重ね合わせて貼りその形を作っていきます。
側面に幾つかついている種は、シールで代用。シールを付ける位置によって回転が違ってきます。
最後は、グライダーみたいな、「あるそみとら」です。
真ん中に丸い種があり、軽い葉に乗ってグライダーの様に、ながーく飛び続けていきます。
上手く風に乗るとかなりの遠くまで飛んでいきます。
「種の重さ(シールを貼る枚数)変えたらどうなるか、
風の強さ(実験では飛ばすための手の強さ)によって、飛距離が違います。試してください」と名人。
「すごーい ずいぶん長く飛んでる!」
「シール2個は重いのかな?」
子ども達は、シールを、付けたり貼ったり、いろいろ試していました。
終了後、「羽を大きくしたり、重りを変えたりして、飛距離を記録すると、面白い自由研究になるよ!」
とのアドバイスも頂きました。
きっと難しい原理があるんだろうと思いますが、実際に作り飛ばすことで、楽しみながら科学を学べた時間となりました。
楽しいく自由研究を進めていくヒントになったらと思います。
楽しい科学をありがとうございました!
保育士 増子 順子(5)