自然観察会~稲の苗植え
日時:29年6月17日(土)
本日は、恒例の自然観察会です。
始めに、隊長から昨今の気象変化、トンボの生態系についてお話を伺いました。
難しい内容にも関わらず、段階ごとに登場する絵をじっと見つめ、話を聞く姿がありました。
そしていよいよ、子ども達の’エイエイオー’でスタート!出発進行!
あすぱるからスタートして、戸塚南小学校~斜面林~下台公園周辺と講師の横山隊長の説明を聞きながら進みます!
子ども達は意欲満点で、隊長が
「あ!」
いうとすかさず集まり、
「おお!いた!」、「あれがじゃこアゲハか!」
興味深々で隊長の手元を食い入るように見つめます。
斜面林に着くと、青いシオカラトンボが優雅に空を飛び、出迎えてくれました。
「よし!つかまえる!」
やる気十分な子ども達に負けずに
「こっちこっち!」、「いくぞー!」
パパ、ママも応援に熱が入り、軽やかに網でトンボを狙います。
「やった!」、「パパがとったんだよ!」
誇らしげに、とっても嬉しそうに教えてくれました。
一度集まり、採集発表会を行います。
隊長の呼びかけに反応し、まってました!というように手を上げる子どもたち。
’ごみムシ’を捕まえた子が、少し自信なさそうに伝えました。
「ごみムシがいる林は、色々な生態系がいる証拠になるんだよ。よく捕まえたね。」
横山隊長から、みんなに説明があり、みんなから拍手を受け。照れつつも嬉しそうに弾んで戻る姿がありました。
最後は、斜面林の生態系保持も含めて、稲の苗植えを行いました。
苗を植えながら、赤ちゃんアカガエルを見つけ、
「手に乗ってる!」「こっちにたくさんいる!でも捕まえちゃ駄目だよ!」
と自然にふれあい、生態系から学びとる姿がありました。
目に見えない変化を敏感に感じ取る生態系。身近な自然を観察し、生態系にふれ、
自然を大切にする意識を育んでいきたいと思います。
ご協力いただいた講師の横山さん、ご参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。
保育士 大熊良太(6)