戸塚児童センターあすぱる 子育て相談講座「卒乳」
31年2月15日(金)10:00~11:30
参加人数 20組43名
利用者支援事業の一環である子育て相談講座を今回は「卒乳」をテーマに近藤助産院の近藤先生にお話しをしていただきました。
まずは、自然卒乳は子どもが決める!!
断乳は大人が決める!!
自然卒乳とは自分からおっぱいにバイバイすること。
自然なので2歳・3歳・4歳・5歳・・・
その時が来るまでご自分の体調さえよければおっぱいを続けても大丈夫!というお話しから始まりました。
しかし、ご自分の体調がすぐれない、どうしてもやめる方法を考えたいというお母さんもいるということで
「言い聞かせ卒乳」という方法を教えていただきました。
条件 1.トコトコ歩ける 言葉がわかる よその子を抱っこしても怒らない
2.奥歯がはえた(1歳半ぐらい) ストローかコップで飲める
3.季節 春か秋 連休でご主人が子どもと遊んでくれる
4.乳房トラブルがない 母の食事量を減らせる
5.生理3~4日目から2週間以内の低温期
方法 お子さんに「大きくなったら、だれでもおっぱい飲まなくなるんだよ。どう?やめてみる?」
と話し、カレンダーに〇をして決めてみる。(例えば2歳の誕生日)
そして、1か月位を目安に少しずつ減らして、最後には「これでおしまいね」と
たっぷり飲ませてあげる、ということでした。
ただ、卒乳日から3日間は様子をみましょう!
お子さんが体調を崩してしまったり、食事の量が増えなかったり、笑顔がなくて
無表情・・・
また、2日間大泣きが続いたらもう限界です。3日目の朝には母乳を再開させ、
また改めてチャレンジすればよいということでした。
「おっぱいさん ありがとう」「バイバイ」
と言って卒乳できるまでは母乳を
復活させていいんですよ、という近藤先生のお話しにお母さん達もうなずき、
真剣な表情で聞いている姿がとても印象的でした。
講座の最中でも、また、講座後の個別相談も多くのお母さん達が質問をしていました。
2人目のお子さんに手がかかってしまって・・・というお悩みには、上のお子さんがおっぱいを吸いたがったり、
触りたがったらお母さんの体力が大丈夫ならさせてあげて大丈夫よ、
と母の気持ちに寄り添った近藤先生の優しい言葉に母達の不安も解消できたのでないでしょうか。
食事や睡眠等、生活のリズムを整えることが大事なこと、昼寝は3時前にさせること、には母達も大きくうなずいていました。
アンケートからも
・母乳を続けるメリットをたくさん聞けたので、自然に卒乳できるのをゆっくり待ちたい。
・保育園入園までに卒乳と考えていましたが、お話しを聞いて焦らず、子どものペースに合わせてゆっくり進めようと思いました。
・気が楽になり安心できました等、色々な声が聞かれました。
母達の不安が少しでも解消できるようにこれからも応援していきたいと思います。
保育士 佐藤和恵