戸塚児童センターあすぱる 子育て相談講座「卒乳」
日時 2月21日(水) 10時~11時半
場所 戸塚西公民館 日本間
参加人数 19組38名
今回は出張相談ということで、戸塚西公民館で「卒乳」をテーマに近藤助産院の近藤先生にお話しをしていただきました。
「おっぱいはいくつまであげていいもいいのか?」
ご自分の体調さえよければ2歳、3歳、4歳、5歳でもおっぱいを続けても大丈夫!!というお話しから始まりました。
しかし、どうしてもやめなければいけない状況の時に、赤ちゃんに無理なくやめていく方法として
「言い聞かせ卒乳」という方法があるということでした。
条件として
1.トコトコ歩ける 言葉がわかる よその子を抱っこしても怒らない
2.奥歯がはえた(1歳半くらい) ストローかコップで飲める
3.季節 春か秋(夏と冬は水分補給をさせてほしいから避ける)
連休でご主人が子どもと遊んでくれる
4.乳房トラブルがない 母の食事量を減らせる
5.生理3~4日目から2週間以内の低温期
方法として
お子さんと話し合って1か月位の期間で行っていく。
「大きくなったらだれでもおっぱい飲まなくなるんだよ。どう?やめてみる?」
と話し、カレンダーに〇をしてこの日から始めようねとカウントダウンしていく。
1日に7,8回あげていたところを5、6回~、2,3回~と1か月位を目安に少しずつ減らす。
最後は「これでおしまいね」とたっぷり飲ませてあげる。
卒乳日から3日間は様子を見て、子どもが体調を崩したり、食事の量が増えなかったり、
2日間大泣きが続いたりしたら3日目は母乳を再開させ、後日2回目をチャレンジすればよいということでした。
個別相談では半数以上の方が相談をしていることからも関心の高さがうかがえました。
アンケートからも
「母乳の大切さやママとのおっぱいのつながりの大切さが分かりました。」
「親の都合で断乳しなくてはいけないと少し心苦しかったが、焦らなくてもいいのかなと思いました。」
など再度考え直すきっかけになったようです。
先生はそれぞれの母の悩みを聞き、周りの左右されず、
自分の状況に合わせてあなたがやめたい時にやめればいいんだよ、と母の気持ちに寄り添っていました。
スタッフも今後、利用者の相談を受ける時の参考になり、生かしていきたいと思います。
保育士 佐藤和恵(1)