9月17日(土)10:00~12:00
幼児15名 小学生22名 高校生1名 大人20名 サポーター2名
恒例となったバッタ選手権。
あすぱる大会も毎年行い続け、今年で5年目になりました。
以前に参加経験のある児童に加え、 初めての参加の子どもたちも沢山!
横山隊長から、現在あすぱるで行っている子どもエコ忍者学校の話があり
バッタ選手権の参加であるKちゃんたち2名に 『こだまの術』をみんなの前で披露してもらいました。
葉っぱを手のひらに乗せ、『パン!!』
見事に駐輪場に響き渡る音を出してくれました。
ジュニアリーダーのYさんから、斜面林での注意事項の話がありました。
「選手(バッタ)探しに夢中になって、植え込みに入り 毛虫への注意が散漫になりがちです。
毛虫や、蜂は触ったり踏んだりしないでそっとしておきましょう。」
子どもたちは、ジュニアリーダーのYさんが用意した写真をじっと見ながら
お話を聞きいていました。
横山隊長からは、歴代の1位~3位の選手についてお話がありました。
共通点を子どもたちに問うと
「みんな25メートルだ」
と声が上がりました。
「そう、みんな25メートルなんだよね。
26メートルの壁があるようだよね。」
歴代の記録を確認したあとは
「いくぞ!」 「おー」 の掛け声でみんな気合を入れて斜面林に出発です。
下台公園から斜面林へバッタ探しをしました。
横山さんは虫だけでなく植物にも詳しいため 普段気にしない草木からも話しが膨らみ、
子どもたちは活動場所の斜面林での興味が広がりました。
1位になれそうなバッタを探して、皆さん一生懸命です。
「大きなバッタ捕まえたよ!」
と女の子に見せてもらいました。
斜面林の用水路には6月に植えた稲が穂を稔らせています。
去年と同じように、すくすくと成長しているようです。
みんなが選手(バッタ)を見つけた後は、31匹の選手でバッタ跳ばし選手権です。
多くの子どもたちは優勝を目指して歴代の上位を記録しているくるまバッタもどき
などの大型バッタを多く捕まえて大会に臨みました。
今回、横山隊長は記録が伸びるようにと大会の場所を下台公園に変更しました。
大記録は出るのでしょうか!?
計測係に、お父さん3名
記録係に、お母さん1名が担当してくれました。
捕まえたバッタの中から選りすぐりの選手を一匹選んで、イスの台に乗せます。
次々と選手がジャンプしたり、台から落ちて短い記録が出来ていきます。
「きれいなジャンプだー!」
「ジャンプにひねりが入りました!」
横山隊長が選手1匹1匹のジャンプを解説してくれます。
そして4番目のくるまバッタもどき選手
羽を使って飛び続けます!
子どもたちが ざわつき始めどんどん盛り上がります。
なかなか着地しません!!
・・・なんと!46mの新記録が 出ました!
16番目のくるまバッタもどき選手
29メートル8センチ
歴代のであ記録の中で一番なのですが
本大会でそれを上回る記録が出てしまったので暫定2位です。
計測係のお父さんも大忙しです。
しかし、回を重ねるごとに連携がスムーズになっていきます。
31の選手全てが跳び終え、結果発表です!
一位 46m50cm くるまバッタもどき
二位 46m00cm くるまバッタもどき
三位 29m08cmくるまバッタもどき
特別賞 幼児さん おんぶバッタ(おんぶしたままジャンプ)
あすぱるからは、メダルと賞状を
横山隊長からは公式認定証が送られました。
今年も優勝に幼児さんが入るなど、年齢関係なく楽しめるイベントになりました。
天候も涼しく、広い公園であったためか大記録が次々と出て、歴代のトップ3の 記録を全て塗り替える内容となりました。
自分で見つけて自分で捕まえ、自分で1匹 選び、そして気持ちを込めてバッタを舞台に置くので、
全て自分で行うこの大会に子どもたちは真剣でした。
今回も横山隊長ありがとうございました。
また、サポーターの皆さん、記録の書記や計測を担当して下さった
お父さんお母さんご協力ありがとうございました。
次回の大会が楽しみですね。
< 次回の活動のお知らせ >
前回の活動で子どもたちと作成した「虫の家」の調査を予定しています。
児童厚生員 池田幸司(11)