戸塚児童センターあすぱる

芝児童センター・あすぱる2館合同遠足

~スキップシティ映像学習と大ケロロ展見学~

 

26年8月19日(火)

参加人数   芝児     幼児1人・小学生16人・大人2人・スタッフ4人

あすぱる   小学生14人・スタッフ5人

 

昨年は鉄道博物館を計画しましたが、台風接近のためにやむなく中止。

残念な気持ち消すかのように今年はスキップシティ映像学習に行くことができました。

毎年行う遠足には、

学習や活動を通して両館の交流を図ることで“子ども力(リョク)”の増進

に繋がることを目標にしています。

 

戸塚安行駅に集合し、地下鉄とバスで出かけます。

2つのグループに分かれ移動することとして、

1グループのリーダーは6年生のK君と5年生のS君にお願いし、

二人ひと組の組み合わせも二人にお願いしました。

 

地下鉄はお隣の「新井宿駅」まで、バスは川口駅東口行に乗車し

スキップシティ最寄りの「上青木南小」にて下車。

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始発で空いていたバスも次第に混み合ってきました。

安全を考え空いている時は座りましたので、混み合ってくると

6年生が率先して席を譲っています。

その姿に低学年の子達も

「次はゆずってみよう!」

と心に決めている様子がこちらにも伝わって来るのでした。

やがてバスは「上青木南小」バス停に到着。

5分ほど歩いて行くと芝児童センターの皆が私たちの到着を待っていました。

朝の挨拶、あすぱる所長澤田さんの挨拶のあとは、いよいよ映像学習の開始です。

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映像学習では花火のアニメーション作成を学びました。

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全体で6グループに分かれての活動です。

芝児・あすぱるの子どもたちがそれぞれ六つに分かれてのグループワークになりました。

さらに役割分担が有り、アニメを作る・パソコンのEnterキーを押してシャッターを切る

の役割を順番にこなし、

「もういい~?」

とシャッター係りの子が聞くと

「もういいよ~。カシャ!」

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と作業が繰り返されていく「コマ撮り」という一コマづつシャッターを切り

繋げて撮影していく方法で進められ、

打ち上がる花火のしゅるしゅる~というところから、

夜空に開き輝いてさらに燃え尽き落ちていく様子を

グループごとに完成させることができました。

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欲しい色のピースが足りなくなると、もうひとつのグループから借りてきたり、

「黄色の四角を集めて~」

と言われると必要な色を集めたり、

作業の分担も進んで行くとコマ撮りも無事に終了できました。

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最初は意見を出し合うことも遠慮がちのみんなでしたが、

次第に打ち解け意見を出し合いグループの特徴がよく現れたアニメーションに。

オーソドックスな花火の形から、りんご、星、人、キャラクターなど

独創的なアニメーションの完成となりました。

当初、どうすれば両館の子どもたちが交流を取れるかなどと心配でしたが、

そこは“子ども力(リョク)”!!!

大人の心配は徒労に終わる結果となり、子どもたちからまた一つ教えてもらいました。

 

お昼ご飯は作業グループごとに集まるところ、

気の合う人同士で集まるところに分かれてスタッフも混ざって、

アニメ作成について話を聞いたり、

好きな食べ物について聞いてみたり会話が弾みます。

ふと見ると、あすぱる5年生のK君の隣では芝児4年生のN君があたかも以前から知り合い同士

だったかのように話しながらお弁当を食べています。

体格も風貌もよく似ている二人なので、類は友呼ぶかのような組み合わせでした。

あすぱる5年生のRちゃんは芝児低学年女子の良きお姉さんとして輪の中心になっていました。

 

お弁当のあとは大ケロロ展を見学しながら空飛ぶじゅうたんに乗っている映像撮影をしたり、

お天気お姉さん(お兄さん)になって天気予報を撮影したり映像の世界を学ぶことで、

いつもテレビを見ている側から見られる側の世界を体験できたのでした。

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将来の放送業界で活躍する逸材を輩出することに繋がるやもしれません。

 

お別れの時間になり、今回の遠足を行うにあたりお世話になったスキップシティ鈴木さんに

みんなでお礼を言い、記念撮影をして芝児のみんなとお別れになりました。

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名残惜しい最後となりましたが、楽しく過ごせた思い出は心に残っていくことでしょう。

 

バス、地下鉄と乗り継ぎ無事に戸塚安行駅に到着。

お母さんたちもお迎えに来てくださいました。

さようならの挨拶は、6年生のK君です。

「いろいろなことができました。今日は楽しかったです」

と感想を言ってくれました。

「今日遠足に行って来れたのは、お父さんお母さんの理解と

美味しいお弁当を作ってくれたお母さんのおかげですね」

とお話し解散しました。

公共機関でのマナーやルールを知ることもできました。

 

2館合同での交流を目的とした遠足ですが、

地域での学校の枠を超えた異学年でのふれあいも大きな目的の一つです。

今回は3つの小学校からの参加があり、普段あまり交流のないのが実情ですが、

地域での繋がりを持ち、

同じ小学生同士が枠を取り払って関わっていくことができたなら、

近い将来たくさんの人たちとの結びつきが持てるという自信につながることでしょう。

“生きる力”という花を咲かせる種にお水や栄養をあげていくのが児童館の役割ではないかと、

今回の遠足を通して学ばせてもらいました。

 

地域での子どもを真ん中にして繋がりを広めていける児童館を目指し

これからも取り組んで行きます。

児童厚生員  杉浦真美 ⑪

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