7月24日(木) 10:00~12:00
参加人数 小学生15人 講師2人
2回目の絵画教室。本日のテーマは、「よくみて描こう」です。
「何をよくみて描くのかな?」
と興味津々の子どもたち。
今日は、お友達と2人組になって「お友達の顔」を描きます。
モデル役のお友達は、じぃ~っとみられて、恥ずかしそう…。
でも、人の顔ってよくみると、本当に1人1人違うんですよね。
こうして、じっくり向き合うことで、
当たり前だと思っていたことの中に、
新鮮な発見をした子どもたちも多かったのではないでしょうか?
その証拠に、どの絵もすごく相手の特徴をとらえて描けているんです。
えんぴつの下書きが終わったら、次は、色ぬりです。
クレヨンや絵の具の肌色を使って塗ってしまうと、
せっかくの絵に個性がなくなってしまうそうです。
黄色、ピンク、白を合わせていくと、本当に人間の肌の色に近くなっていって、
「ほんとだ~」
「肌色っぽくなった。」
2時間の絵画教室も、あっという間におしまいの時間です。
できあがった作品を前に出て発表し、先生に講評していただきます。
今回は、モデルのお友達も一緒に前に出て、
「似ていると思います。」
「洋服の模様まで描いてくれてすごいと思います。」
などなど、描いてもらった感想を話してくれました。
先生からは、一枚一枚
「特徴をとらえて描いているのがいい。」
「背景に工夫があっていい。」
「髪の毛の色に濃淡をつけているのがいい。」
等々、ていねいに講評していただきました。
「上手く描くという考えをやめ、特徴・個性をとらえることが大切。」
というお話を伺いました。
大人になるにつれて、「うまく描く」ことにこだわってしまいますが、
のびのび描くこと、自由に描くことで、その子の「個性」が作品に出るんですね。
3回目は、その個性を生かして、「すごい」作品を描くそうです。
どんな作品ができあがるか楽しみですね。
反町 瑞香(9)