おばけやしきの公開日の次の日、児童センターには段ボールの山が!

館内がお盆休みで子どもも少なく、スペースに余裕があるので

段ボール工作をすることにしました。

子どもたちに

「段ボールで家とか大きいもの作ろうよ」

と誘うと

「やる!やる!!」

と数名の子が興味を示してくれました。

午後1時建設開始!

イベント前はいつも書く事業申し込み用紙、子どもたちは

「めんどーう」

と書くのを嫌がります。そこでこの日は申込用紙ではなく

「住民票に手続きしてください」

と声を掛けると

「書く!書く!!」

と子どもが集まります。途中参加の子にも

「住民票に名前を書かないと住民になれないんだよ」

と子どもから声を掛けます。

同じ用紙でも呼びかけの違いで、こんなにも反応が異なるのだと驚かされました。

建設は大きく3つのチームに自然と分かれました。

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チーム1 高学年女子チーム
 
まずは壁を作り床に段ボールをキレイに敷きます。

「屋根ってどうやって作ればいいんだろう?」

と実習生のお姉さんと相談しながら作りました。

「新聞紙ある?」

と言うので渡すと新聞紙をくるくる丸めて屋根を支える柱を作りました。

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いち早く完成した彼女たち、家の中でくつろぎます。

「居心地はどう?」

と尋ねると

「落ち着くよ。入る?」

とスタッフも家にまねいてくれました。

3人で入るとちょうどいい広さ…薄暗くてなかなか快適なお家でした。

チーム2 小中学生男子チーム
 
家をつくっているのを知り

「なんで呼んでくれなかったの!?」

と入ってきた彼ら(誘ったけど、ゲームに夢中で聞こえなかったようです…)

他の子の家を見て

「まだまだ小さいな!俺らは大きい家をつくってやる!」

と残った段ボールをかき集めます。お化け屋敷の残りだったので、

彼らの家の壁にはお経が書いているのが特徴です。

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窓を作って屋根を作って大きな家が完成!!

すると

「家の中でお菓子食べちゃダメ?」

と中学生Hくん、本当はダメなんだけど・・・でも秘密基地で食べたいよね・・・と考え

「特別に15分間だけならいいよ。ゴミは片づけてね」

と時間制限を約束し許可しました。すると

「やった!!」

とお菓子を取りに行き家の中でおやつタイム!

食べ終わった頃…屋根の補強が足らなかったのか手直しするのが間に合わず家が崩れてしまいました!!

落ち込むかな?と心配したのもつかの間…

「わ~!!」

と家を壊し始めます。

そして次に作ったのは剣、盾、鎧…好きなゲームの武器を真似て作っているようです。

「写真撮らせてくれない?」

とお願いすると

「恥ずかしいから嫌だよ!」

と言いながら顔を隠してポーズをとってくれました。

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いくつになっても男の子は戦いごっこが好きなのかな?

中学生らしさも忘れず、他の家が壊れないように戦う場所を考えたり、

小学生に注意を呼びかけながら、夢中に遊んでいる彼らの姿を見て微笑ましく思いました。

チーム3 小学生低学年チーム

 低学年チームは壁を作るのも一苦労…スタッフが間に入り、ダンボールを立たせて見せると

「分かった!」

と次々にダンボールをつなげて形を作ります。壁が出来たら

「完成!」

と喜ぶ子どもたち

「屋根はいらないよ。冷蔵庫つくろう!」

と家に満足し家具を作ります。

「何を作ればいいの?」

と悩む子には

「おうちには何があるかな?」

とヒントを出します。

また、子どもたちの発想をもとにコップなど食器の見本を作ってあげると、

自分達でまねして作ります。マイカップには名前が書いてあります。

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冷蔵庫、台所、食器(コップ、スプーン、フォーク)、フライパン、なべ、時計、机・・・

トイレにはトイレットペーパーがあります。

さすが今時の子!と思ったのはタブレット!

「どんなアプリを入れようかな…」

と悩みながら作っている4年生のMくんです。

低学年の家はメンバーが増えるにつれて、ドアで繋がって増築されます。

最終的に4つの部屋が繋がった大きい家が完成しました。

作る前は夕方には片付けようと予定していましたが、

「明日も遊びたい!」

という子どもたち…ということで次の日のお昼まで出しておくことにしました。

次の日、朝から子どもたちは自分の隠れ家に入ります。

くつろいだり、おままごとしたり、友達を招待したり、

戦いごっこしたり…同じ材料を使って作っても、子どもによって様々な遊びに展開していきます。

お昼には残念ながらおうちは片付けてしまったけど、

子ども達は食器類や武器はまだ大事にとってあります。

なんと建設時間4時間!次の日の遊びも入れたら7時間を越える長期間となりました。

でも小学生も中学生も私たち大人も夢中になり、時間はあっという間に過ぎてしまいました。

これからも子どもたちの持つ力を表現し、

形にできるような活動を行なっていきたいと改めて思いました。

児童厚生員 上田真奈美(6)

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