川口市立 芝児童センター「ワールド子どもカフェ」

日時:令和2年11月29日(日)14:00~14:50

 

 

前回参加者も、今回初参加の子もいたワールド子どもカフェです。

今年のワールド子どもカフェは一年通してSDGsに触れるイベントとして行っています。

 

SDGsとはSustainable Development Goalsの略称で、

2030年までに世界全体で協力して達成するべき「持続可能な開発目標」を記したものです。

 

前身であるミレニアム開発目標では「先進国が発展途上国を助けよう」という考えでしたが、

SDGsは「誰一人取り残さず、世界全体で一緒に考え、全員が役割を担う」と新たな方針となっています。

“誰もが幸せだと思える社会にするための開発目標”

だということを原点に置き、イベントを進めました。

 

 

今回は「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」「働き甲斐も経済成長も」など、

前回子どもたちが興味がある、もっと知りたいと答えてくれたテーマに合わせて企画しようと思っていましたが、

「地産地消」について「学校でもやったから知っているよ」と教えてくれた子がいたので、

その意見に寄り添ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「突然ですが皆さん、肉じゃがはどんな具材を使っているか知っていますか?」

「じゃがいも!」「肉!」「にんじん!」…

低学年の子もいましたが、意外にも材料をよく知っておりぽんぽん答えが出てきます。

それらの具材に見立てたカードを前に並べ、子どもたちに肉じゃがに使う具材を取りに来てもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

「取りに行けましたね。皆さん何気なくにんじんやじゃがいもを取りに行ったと思いますが、

下に産地が書いてあることに気づきましたか?」

「さんち?知らない!」

産地という言葉を知らない子もいる中で、学校で習ったというTくんは誇らしげに

「気付いたよ、埼玉に近いところを選んで持ってきた!」と答えてくれました。

そうです、今回のテーマ「地産地消」とは、地元産のものを地元で消費することです。

 

実は具材カードの裏には数字が書いてあります。

数字は埼玉県から遠くなればなるほど、つまりここまで運んでくるのにかかるお金や労力の分大きくなります。

単純に値段、というわけではなく、遠くから運送するのに必要なガソリン代や労力、

そのトラックから排出される環境に良くない排気ガスの量を、簡単に大きな数字で表現してみました。

 

 

 

 

 

 

 

このゲームは具材の数字の合計が少ない方、つまり地産地消となる具材を選んだ方が

環境などに対して様々な良い点があると伝えます。

「北海道は数字が大きいなあ」と低学年の子。

日本地図をまだ習っていない子に地図の見方や、

「ここが私たちの住む埼玉県だよ、北海道や鹿児島はこんなに離れています」と

説明すると、そうなんだあと納得してくれました。

「地元の農家の野菜を買うことで、農家の方々の働き甲斐にも繋がります。

保護者の人と買い物に行ったときは産地を見てみて、地産地消を思い出してくださいね」

と伝えると

「わかった!」「見てみる!」と元気に答えてくれました。

 

 

色々な知識がないと理解の難しいSDGs。

そんな難しい内容でも一生懸命理解しようと頑張ってくれている子どもたちの姿を見ることができました。

わたしとしても、“皆が幸せだと思える社会”の“皆”の中にこの子たちが入っていられるように

関わっていきたいと改めて考えるきっかけにもなりました。

参加してくれた皆さん、ありがとうございました。

 

次回1月はワールド子どもカフェ特別版です。

CHANGアジアの子供財団さんにご協力頂き、

カンボジアの子どもはどのような生活をしているのかを教えて貰います。

世界の国々について知ることでSDGsにも繋がったらいいなと思っています。

参加をお待ちしています!

 

 

児童厚生員  三浦 千知(5)

 

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