川口市立 芝児童センター「新春書き初め会」
2019年1月6日(日)10:30~12:00
冬休みの宿題に欠かせないものが、書き初めです。
今年も毎年恒例、新春書き初め会を開きました。
芝樋ノ爪町会の野島さんに先生としてお手伝い頂き、教わりながら書いていきます。
小学1年生のお子さんはペンで「お正月」と書きます。
ペンで字を大きく書くことに慣れていなかった女の子は、
お母さんが作ったマス目のある紙を使い練習していきます。
誰よりもたくさん文字を書いていましたね。
学年が上がると、大筆を使い墨で書きます。
細く小さく書いてしまう子には「筆の半分くらいまでを使って書くんだよ」と、
一緒に筆を持ち、書く力加減を手で覚えてさせていく野島さん。
「る」の〇部分は三角に、「ひ」の下の部分は角ができるように。
名前の見本も格好良く書いてもらいました。
徐々に力強く、大胆に書かれる「やる気」「あさひ」「初春の風」。
子ども達は生き生きと筆を動かしていました。
そもそも書き初めとはどういう行事なのか調べてみました。
書き初めは元々、邪気を祓う“元日の早朝に井戸から汲んだ水(若水と言います)”で墨をすり、
その年の恵方を向き詩歌を書いていたのが始まりのようです。
今では字の上達を願い、今年の目標や正月らしい言葉を書いています。
この1時間半でみるみるうちに腕前が上達し、自信に満ちた子ども達の顔を見ることが出来ました。
野島さん、朝からご協力いただきありがとうございました。
子ども達の更なる字の上達と、それが自信に繋がっていくことを願っています。
児童厚生員 三浦 千知(2)