川口市立 芝児童センター「三浦鯉登さんによる歌とリズムを楽しもう」
令和3年10月30日(土)
①13:40~14:10(2歳~未就学児と保護者)
②14:30~15:00(小学生以上)
3年ぶりの開催となったおもちゃ図書館コンサート。
今回もシンガーソングライターの三浦 鯉登(みうら りと)さんに来ていただきました。
定員はいっぱいになり、ソーシャルディスタンスを取って参加してもらいました。
最初は幼児さん向けの時間でした。
鯉登さんがピアノを弾きながら、幼児親子のみんなをリズムの世界へと導きます。
好きな楽器を取りに来てもらい、ディズニーの曲や童謡に合わせて鳴らしました。
タンバリンや鈴、マラカスを持って、みんなで息を合わせて鯉登さんの演奏に参加。
最初はおもちゃに夢中だったAくんも、徐々にリズムに合わせて身体が動きます。
♪犬のおまわりさん のときには
「ワン、ワン、ワ、ワーン!に合わせて鳴らしてね!」と鯉登さん。
みんな、上手に演奏できました!
曲の最後は~~ジャンプ!
鯉登さん「みなさん、是非お家でも楽しんでやってみてくださいね」
タンバリン担当だったSくんは「いい おと がなるね」と、教えてくれました。
まだ一人では鳴らせない小さい子も、お父さんお母さんと一緒になって演奏し、満足したようでした。
帰り際のAちゃんにどうだった?と聞くと、
「たのしかった!」とニッコリ笑顔で答えてくれました。
次は小学生以上の時間となりました。
幼児さんより詳しく音楽に触れていきます。
「音楽はリズムとメロディーとハーモニーでできています。
中でもリズムを楽しむことは、このコロナ禍でもできます!」と、鯉登さん。
再び思い思いの楽器を持ち、流行りの曲やジブリの曲に合わせて鳴らしました。
全員立って♪紅蓮華(ぐれんげ) ♪うっせぇわ などのメロディーを、歌う代わりに鳴らしてみると
リズムが複雑で楽しいものがあると気付いたようです。
「千本桜のメロディーに合わせてみましょうか。いけるー?」
「いけるーーー!!」
やはり人気曲、盛り上がり方が違います。
はじまってみると、「はやい、むずかしい!」といいながらも必死に食らいつきます。
終わると、はあはあと息切れする子どもたち。
「手がいたいー!」
「そうだよね、リズムは、本当はメロディーじゃなく3拍子や4拍子などビートに合わせてとるものなんです」
そしてこちらもまた人気曲、YOASOBI ♪怪物 に合わせて、拍子をきざみました。
「今のは4拍子。じゃあ、3拍子の曲知ってる?」
「うーん」「こいのぼり!」
「そうですね、あとはメヌエットなどですね」
最初よりノリノリで参加する子どもたち。
緊張がほぐれ、笑顔で楽しむ姿を見ることが出来ました。
タン、タタン、とリズムを変えて鳴らし、曲の最後はやっぱりジャンプ!
ラストは♪炎(ほむら) で盛り上がりました。
最後、鯉登さんにお花を渡してコンサートは終わりました。
鯉登さん「今度はみんなで歌おうね!」
幼児さんの回も小学生の回も、音楽はいつだって、
どんなかたちだって楽しめるんだと教えてくれた鯉登さん。
子どもたちもコロナ禍のため距離を取りながらの参加でしたが、
お互い顔を見合わせて、身体全体で音楽を体感できたようです。
三浦鯉登さん、おもちゃ図書館すてっぷ隅田さん、
楽しいひと時をありがとうございました。
児童厚生員 三浦 千知(15)