1月29日(木) 参加人数 14組30人 離乳食を卒業して食べられるものが増えても、まだまだ大人と同じとはいかない幼児食。 どんなメニューがいいのか悩んでいる悩んでいるお母さんも多いと思います。 そんな幼児食の時期、おやつ作りのヒントになるよう、親子クッキングを企画しました。 講師は、お子さんといっしょに「おやこの遊びひろば」や「幼児クラブ」に参加しているお母さん。 ひろばでお話ししているときに、調理師免許を持っていてキッズ向けの料理教室の経験もあるとお聞きし、講師をお願いしました。 今回、講師の土橋さんから提案いただいたメニューは「スイートポテト」。 自宅で見本を作ってきてくれました。 スイートポテトに決めたポイントは、 ・はじめて包丁を使うのに、茹でたサツマイモは力をいれずに切れるので安全。 ・つぶす、こねる、形を作るなど、親子いっしょにできる作業が多い。 ・シンプルな材料と簡単なレシピ。 ・形が自由に作れるので、出来上がりに個性がでる。 親子で作るおやつにぴったりです。 いよいよ当日。 開始時間になっても、サツマイモが茹で上がらないアクシデントもありましたが、 手を洗って席に着き挨拶をしているうちに、なんとか間に合い作業開始。 この日、芝児童センターで職場体験(きらり川口夢わーく事業)を行なっていた5人の中学生がお手伝いしてくれました。 まずは、輪切りにしたサツマイモを、親子いっしょに子ども用の包丁で切りました。
みなさん、はじめてお子さんに包丁を握らせたお母さんばかり。 「なかなか包丁に触らせる勇気が出なかったので、いい機会になりました」といっていました。 次は切ったサツマイモをつぶす作業。
皮もいっしょにいれて、裏ごしもなしの簡単スイートポテトです。 フォークやヘラでつぶし滑らかになったら、少量の塩と練乳を加えて混ぜます。
これでスイートポテトのタネはできあがり!
手でこねながら、好きな形に整えます。
夢わーくの中学生も楽しそうに、作っていました。
卵黄を塗って、ゴマをふったら、オーブンへ。 焼き色がつくのを待っている間は、手遊びと絵本タイム。
プリンのうえでなわとびをするという、ありえない設定が楽しい『ものすごくおおきなプリンのうえで』を読み聞かせしました。カラフルな色使いのおいしそうなデザートが次々とでてくる絵本です。
オーブンから、スイートポテトの甘い匂いがしてきたところで焼き上がり!
みんなで「いただきます」のごあいさつをしてから、おいしくいただきました。
「お菓子作りって手間がかかるイメージがあったけど、本当に簡単でびっくりしました」 「材料がサツマイモとお塩と練乳だけ。バターや生クリームなしでもおいしかったので家でも作りたい」 「いつもいっしょに遊んでるママ友が講師で新鮮でした」 参加したお母さんからの感想です。 講師の土橋さんは「参加者にお友だちがいて、心強かった。楽しかったので、また声をかけてください」とおっしゃっていました。 お母さんが得意なことをいかして活躍する姿は、私たちスタッフからみても素敵でした。 これからも子育て中のお母さんを応援し、活躍する場を増やしていきたいです。 児童厚生員 山下良恵(1)