4月12日(日)
お父さんと遊ぼう~てがたでこいのぼりをつくろう~
今年度初のお父さんと遊ぼうは鯉のぼり作りです。
この日は 8組の親子(父 5名、母 7名、子ども 11名)が参加してくれました。
まずは皆さんに画用紙を1枚ずつ配りました。
事前に画用紙には屋根と鯉のぼりの棒だけ描いておきました。
鯉のぼりの吹流しは細く切ったきらきらテープを貼ります。
屋根や空にクレヨンでお絵かき。
小さいお子さんのためにマジックペンも用意しました。
「うちの子に出来るかな?」とつぶやいた1歳のHくんのお母さん。
「白いクレヨン持ってお空に描いたら雲がかけますよ」 と声をかけると
「そっか…小さくても描けるんですね」
と雲の次はカラフルな屋根をお子さんの手にお母さんの手を添えて描いていました。
屋根の上には猫がいたり・・・お空には色々な色や形の雲が浮かんでいます。
0~5歳と幅広い年齢のお子さんの参加でしたが、皆さん思い思いの絵を描いてくれました。
絵を描いている間に、順番に手形を鯉のぼりに変身!
鯉のぼりの歌にもある
♪大きい真鯉はお父さん♪を元に上から
お父さん→お母さん→お子さんの順に手形を貼ります。
お母さんやお父さんが来られなかった方には
「よかったらお家で手形をして貼ってください」
と鉛筆や絵の具での家庭での手形の方法をお話ししました。
0~1歳のお子さんは手形がちょっと難しいのでスタッフやおうちの人がお手伝い。
「初めての手形です。出来るかな?」
「泣いちゃうかな?」
そんな心配の中、泣いてしまった子もいたけれど、小さな鯉のぼりを作ることが出来ました。
大きいお子さんは色も自分で決めます。
「ピンク!」
「みどり!」
自分の好きな色で作った手形の鯉のぼりを切って丸シールで目をつけて…
自分だけの鯉のぼりに大満足の表情を見せてくれました。
お父さん、お母さんにとっては久しぶりの手形だったのではないでしょうか?
「何色にしようか?」
お子さんの手形の色とのバランスをみて考えます。
「真鯉だから黒にします」
なかなかお子さんだと使うことが少ない黒のスタンプがお父さん達には人気でした。
最後に鯉のぼりにシールを貼って目を書いたら完成!!
世界でひとつだけの家族こいのぼりが出来ました!
最後に集中した後のお楽しみにサークルタイムを行ないました。
♪どうぶつ体操
♪こいのぼり
♪はじまるよ
紙芝居「おそらのまんなかで」
♪げんこつ山のたぬきさん
工作の後の遊びに小さいお子さんはうとうと・・・
大きいお子さんは紙芝居では身を乗り出して元気いっぱいに参加してくれました。
普段のお子さんの様子が少しでもお父さんに伝わったでしょうか?
後日、お父さんとお子さんが参加した親子のお母さんから
「私の手形も家で貼りました。パパも楽しかったそうです」
と嬉しい感想をいただきました。
また 「来年も同じ形がいいな・・・子どもの成長を並べるといい記念になりますよね」
と1年後への参加意欲も聞かせていただきました。
幼児室には参加者の方の手形で作った大きい鯉のぼりが泳いでいます。
季節の工作を通してお父さん同士の出会いの場になりました。
来年の鯉のぼりにはもっとお父さんの手形が増えますように・・・
今年度もお父さんと遊ぼうを月に1回実施いたします。
お父さんの児童センターデビューにいかがですか?
保育士・児童厚生員
上田真奈美(4)