日時:7月13日(金)10:10~10:50
内容:おもちゃと遊び・子どもの発達
すてっぷの代表隅田さんの挨拶から始まったミニ講座には、
9組の親子さんが参加してくれました。
はじめに隅田さんが、この講座を受けてみたいと思ったきっかけを皆さんに訊ねました。
1歳8か月の子のママは
「家のおもちゃに飽きていて、日用品に興味を持ち始めたけれど、この月齢に合ったおもちゃを知りたい」や、
2歳の子のママは
「一人で遊べないのが悩みで、すぐに‘ママ来て!’というので、どうすればよいか?」や、
「お友だちのおもちゃに興味をもってしまって、取ろうとする。言い聞かせると泣いてしまって大変なんです」など、
ママたちからは、この講座でなにか解決策があったらいいな、という思いが伝わってきました。
ママたちが講義を受けている間、子どもたちはおもちゃで遊んでいます。
体育室の中は、おもちゃの音が聞こえたり、子どもたちの声が聞こえたり、ほんわかな雰囲気に包まれて、親子とも安心した中で講座が進みました。
主な内容は
「子どもの遊びの要素」
「おもちゃについて良いおもちゃとは?」
「遊びのヒント」
「おもちゃ遊びがもたらす多様な要素」でした。
その話の中に参加者が初めに受講のキッカケで話してくれた、悩みや知りたいと思うことのヒントだったり、時には参考になる答えだったりを、いろいろな実例なども盛り込んで話していただきました。
わかりやすいお話に
頷きながら聞いているママや、
隅田さんをじっと見つめて何か考えている様子のママ。
また話の中から何かに気づいた様子のママたちがいました。
ためになるお話は、あっという間に終わりました。
最後にこの講座を受けてみての感想を参加者の皆さんに訊ねてみました。
「子どもが一人遊びをしている時、私はスマホを見たりしていましたが、見守りながら子どもと遊ぶことが
大事なんだとわかりました。これからはもっと一緒に遊ぼうと思いました」
「こどもがひとつのおもちゃに対して遊びすぎているので大丈夫かな?と少し不安な気持ちもありましたが
思う存分遊ばせることが良いことと知って、安心しました」
「下の子は勝手に一人遊びをしているので、大丈夫だろうとほったらかしにすることもありましたが、見守って共感しながら一緒に遊ぶのが大事だと知りました」など・・・。
ママたちの言葉から出たキーワードは「共感」「見守り」でした。
きっとこの講座を機に親子が一緒におもちゃで遊ぶ時間がもっと増えるのではないでしょうか。
出来れば、後日に参加者の皆さんには、その後の様子を訊ねてみたいな、と思いました。
児童厚生員 長浦 牧子(4)