日時 12月16日(日)10:00~12:00
参加者 幼児44人 小学生55人 中学生3人 大人62人 ボランティア9人 合計173人
芝児童センターで“ワールドフェスティバル”を行いました。
去年までは冬まつりに行っていましたが、“国際色豊か”に絞るため、冬まつりとは別にして単独で行うことにしました。
スタッフは一昨年行った“ワールド子どもカフェ(厚生労働省遊びのプログラム)”メンバーの青木さん、デビッドさん、マモンさんにも協力していただきました。
フードコーナー(図書室)
出店はフランクフルト、タピオカジュース、ピロシキ
そして今年も川口板金さんから頂いたケーキも目玉の一つとしました。
いつものお祭りでは出ない品物にお客さんは「珍しい」「おいしそう~」
ステージコーナー(体育室)
1、ハンドベル
ハンドベルクラブメンバーの4人による演奏は
♪ちいさな世界♪ ♪ア・ホール・ニユー・ワールド♪とワールドにちなんだ曲でした。
2、ファッションショー
ママ手達お手製の衣装を着た5名のちびっ子たちが登場!
ランウェイを歩く姿はまるでパリコレ!! 会場のあちこちからから「うわ~、かわいい!」の声とシャッターを切る音に、子ども達ははにかみながらも堂々と歩いていました。
3、どじょうすくい
外国のものだけではなく日本のものも、と言うことで伝統芸能の“どじょうすくい”の披露です。
これには
「外国人にとって見ごたえがありました!」との感想を後で聞きました。
4、一芸発表
小学3年生のSくんによる英語の絵本の読み聞かせ “ロングアンドゴー&トゥデイ”
お母さんが大きな紙芝居にして、同時進行での発表なのでより分かりやすかったのではないかと思います。
小学4年生のSちゃんとⅯちゃんによる外国にちなんだクイズは、プチ知識が身に付きました。
5、ワールド子どもカフェから
「ワールド子どもカフェ」を2ヶ月に1回行なっていますがこの日に向けて
バングラデシュの文化や遊びをまとめてきたものを発表しました。 バングラデッシュの子どもがおこなう遊び
すもうの実演“おんどりすもう”は皆さん興味を持たれたようでした。
6、バングラデシュの発表
民族衣装をまとったマモンさんが登場し、パワーポイントを使って文化の紹介の他、たいこをたたきながら歌を
披露して下さいましたが、バングラデシュの世界に引き込まれ素敵でした。
7、英語で遊ぼう
デビッドさんによる遊びは本当に楽しいものでした。
特に“セブンステップス”は、子ども達だけではなく大人も参加し音楽に合わせて動いたり踊ったり
しました。特にテンポがだんだん速くなるにつれてくると大笑いをしながら楽しむ姿が印象的でした。
8、ジャンケン大会
デビッドさんに英語でのジャンケンはどうやるのかをお聞きしました
「ロック、シザー、ペーパーですよ!」
「ロック シザー ペーパー 〇〇~! オー~勝った!(負けた!)」
みんなで実際にやってみて大盛り上がり
「では、バングラデシュのジャンケンは?
マモンさんにきてみたところ
「バングラデシュではジャンケンはありません」
「じゃあ、どうやって決めているんですか」
「それはくじびきです」
またまたバングラデシュの事を1つ学べました。
終盤はみんなでダンス
今はやりの曲をかけると会場のあちらこちらから子どもたちが集まり、ダンスタイムです。
そして最後は皆が知っている曲で今日の2時間を振り返りその後みんなで肩を組んで一つになりフェスティバルの
幕を閉じました。
今回みなさんに感想を聞いたところ、「楽しかった」「子どもたちが頑張っていた」が多い中
ワールドに関して
「子どもが小さい時から他の国の事を知る機会を得るのはいい」
「世界の文化が学べて良かった。子供達にもわかりやすかった」
「外国の方も増えているのでその面でもよいイベントだと思う」
等の意見も聞くことができました。
また、イベント後に行ったスタッフ反省会では
今は多文化共生社会で、川口は外国人が増えている
来年はオリンピック前夜ともいえる年なので、このようなイベントは意味のあるもの、こういった取り組み
は継続していきたいですね、という話が出ました。
今回のワールドフェスティバルは楽しかったと共に、これからどうしていくべきか、と言うことも知りえた機会となりました。
足をはこんでくださった皆さん、発表してくれた子ども達、ボランティアスタッフのみなさんありがとうございました。
芝児童センターにも多くの外国の方が遊びに来ます。これからも遊びやイベントを通して皆さんが交流できるよう考えていきたいと思います。
保育士 中村葉子(1)