芝児童センターの日常。
その中の一つにドッジボールがあります。
体育室を使ってのドッジボールは、ずっと子ども達の真ん中にあります。
そんなドッジボールですが、今日は中学生たちがテストも終わったという事で、羽を伸ばしながら楽しんでいます。
子ども達には、
『もうみんな中学生だから、チーム分けから運営まで自分たちでやっていいよ。』
と伝え、スタッフは一緒に見守りです。
審判、タイムキーパーなど、今回は怪我のため参加できない子も、
試合を円滑に運営するために補助を行います。
「残り2分~。」
「○○くんアウト!」
と、的確な声掛けを行っていました。
審判が判定に迷った時も
「俺当たりました」
と、自己申告を行う所もさすがお兄さんたちです。
投げるフリをして相手の体勢を崩し、確実に仕留める場面や、
「手元に二つあるからタイミングを合わせてアイツを狙おうぜ。」
スムーズに協力の掛け声を掛け合うこともありました。
自分たちの提案で、元芝小vs元樋ノ爪小での対戦も行い、
レベルの高い戦いが繰り広げられていました。
勝つ喜びを味わうために、頭を使って試合を組み立てていく姿や、
自分たちで設定して、運営を行うことが出来る彼らの姿を
先輩として、時には異年齢交流のリーダーとして、小学生たちと繋げていきたいと感じました。
保育士 宍倉 鉄平(8)