芝児童センターでは映像作り体験に挑戦しました。
きっかけは
川口コミュニティ映像研究会の清水さんから
「埼玉県文化振興基金助成事業を受けることができたから是非芝児童センターで映像体験をしませんか?」でした。
始まりは11月10日
12月1日に行われる冬まつりのニュースを作るため、冬まつり実行委員会と同時にスタートです。
メンバーを募ったところ小学生が12人集まり
(Sさん、Оさん、Yさん、Ⅰさん)・・・カメラマン
(Ⅰくん、Оくん)・・・プロデューサー
(Wさん、Uさん、Nさん、Tさん)・・・レポーター、
(Kくん・Ⅰさん)・・・アナウンサー
“川口ビデオクラブ”として立ち上がりました。
清水さん達が映像を使いながら見本を見せ、イメージトレーニングをしていきます。
それを2回3回と回を重ねるうちに徐々にこどもたちの中に落とし込まれていき、
みんなで話し合いながらセリフを考え台本作りをし・・・。
実際に動いてみます。
アナウンサーのKくん、Ⅰさんがテーブルにつき、それを撮影するカメラマンがカメラを構え、プロデューサーがタイムキーパーで10・9・8・7・6・・・・・」サブがカチンコの合図でカメラが周りスタートします。
初めてのことに緊張したのか、アナウンサーは噛んでしまい、何度も取り直す直す姿をみて映像作りは本当に大変なんだと思いました。
また、プロディユーサーが「落ち着いて、力を抜いて」と声を掛ける姿は微笑ましかったです
12月2日(日)
芝っこふゆまつりと同時に番組作りの本番です。
ステージ、模擬店、ゲーム、受付コーナーにレポーターが出向き、レポートをします。
練習を積んだせいか、笑顔で堂々とレポート、気の聞いたセリフも言えます
編集
12月9日、12月15日で編集作業です。
清水さん達にやり方の見本を見せていただき、おまつり前日に撮った映像と、当日に撮った映像とを合成する方法、文字の入力の仕方、文字のデザイン、色合い、部分カットなどを勉強した後、撮った映像を実際に編集する作業を2回コースで行いました。
専門的な作業に子ども達は真剣なまなざしで画面とパソコンを見比べマウスを動かしていました。
映像フェスティバル
2月24日、待ちに待った“2019・彩の国映像フェスティバル”が川口駅前のメディアセブンにて開催されました。
ノミネートされたいくつかの作品は皆大人の方の発表で、第3部に唯一我々こどもの部の発表でした。映像体験した子もお母さん、お友だちと見にきている子もいました。
見に来られたお母さんの一人は
「映像をこうしてみんなで見ることができて良かった。子どもが作ったものなのに、完成度が高くてびっくりした。」とおっしゃっていました。
スタッフも映像を見に行きました
長いスパンでの取り組みでしたが、改めて思い出すとともに子ども達の力に感動しました。同じ体験をしたことで連帯感がうまれたのでしょうか
今では映像の子ども達が仲良しになり普段も遊ぶようになりました。
今回映像作りを体験したことで、将来職業に就く子が現れるかもしれない、そのくらい魅力的な取り組みでした。
指導していただいた清水さん、井上さん、佐藤さん貴重な体験を本当にありがとうございました。
芝児童センター 保育士 中村葉子 (2)