日時 12月4日 (土)

 

芝児童センターでおこなっている川口ふれあい能楽教室の発表が

オール埼玉子ども能楽祭として芝市民ホールで行われました。

 

9時

早速本番前のリハーサルです。

発表する舞台に立ち、みんなで歌の合わせ、立ち位置の確認などをしました。

先生が「会場をみて、どの辺りに立つか、目印を決めておいてください」

と話されると、Sくんが

「あの〇〇の人(を目印にします)」

と言うと、

「本番の時はあの方は座っていませんから違うものを目印にしてくださいね」

の先生の返答に笑いが起こるほど、和やかな雰囲気でした。

 

 

本番までの時間は、着物、袴を着付けてもらい、予習をする子もいればお友だちと

遊んだりする子等それぞれ過ごし、発表時間が近づくとともに子ども達とお母さんは真剣な表情で舞台袖に待機します。

 

今回の発表は会場が芝地区であったことと、 告知に力を入れたこと、メンバーが誘ったこともあり、多くの幅広い年齢層の方が見え、その中にお友達が見に来てくれたり、学校の校長先生や、担任の先生の顔も見えたりしていました。

その様子に喜んだ子もいれば、逆に緊張してしまう子もいたようです。

 

10時50分

いよいよ発表です。

シーンと静まり返ったなか、出演の子どもと大人たちが舞台に立ちました。

まずは謡い

全員での謡いは会場中に響き渡ります。

次は1人ずつの仕舞いです。

さすがみなさん!!

この夏に宝生能楽堂で発表しただけあって、堂々と発表していました。

 

 

 

発表後には、見に来たお友達から花束をもらう子もいて歓談するなど、素敵な一コマを見ることが出来ました。

 

 

午後はプロの方たちによる能楽です。

まずは能楽師の方から「能楽とは」の説明とともに笛、大鼓、小鼓の説明と演奏があり

そのあとは仕舞い

そして能 「橋弁慶」

歌い手、笛、大鼓、小鼓が響き渡るなか

我が師匠の内藤先生と先生のお子さんによる仕舞いに迫力と、本物を見ることができました。

いつも気さくに対応してくださる内藤先生ですが、あらためて偉大な能楽師であることを実感しました。

メンバーの皆さんも全員先生たちの仕舞いや能を見学されました。

心に残ったものがたくさんあったり、次回への意欲も掻き立てられたのではないかと思います。

今回実行委員として芝樋ノ爪町会の役員さんたちが受付や、消毒、接待など会場全般を受け持って下さったので、会場整理もスムーズに、穏やかに進行されました。

いろいろな方々のご協力で行われた催しだと思います。

今回も能楽のご指導と発表の機会を作ってくださりありがとうございました。

また今回も、助成金事業としていろいろとご尽力頂いた伊澤事務局長ありがとうございました。

発表メンバーのみなさんお疲れ様でした。

また来年度もよろしくお願いします。

 

 

保育士 中村葉子 ( 11 )

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