『赤ちゃんってどんなイメージ?』

『自分の一番幼いころの記憶って?』

 

そんな質問で始まった、未来のパパ・ママ育て。

 

参加者は、

7月30日(水)は、中学生3名、高校生5名・幼児、保護者8組の計24名、

8月1日(金)は、中学生2名、高校生5名、幼児・保護者6組19名でした。

 

なかなか赤ちゃんたちとふれあう機会がない今の子ども達に

実際の赤ちゃんとのふれあいを通じて、未来のパパ・ママとしての自分の未来像を

想像してもらおうということで行いました。

 

初顔合わせの中学生・高校生、男子も女子もいる中で緊張する姿も見えますが、

それでもこの活動に自分達から申し込んでくれた子たちです。

ふれあいの際にはどういったお顔を見せてくれるのでしょう。

それでは事前学習に入りましょう。

『自分の気持ちを素直に表現して下さい』

と伝えて予め記入してもらったシートを元に、それぞれの考えを共有します。

冒頭の質問がまさにこれに当たります。

 

①赤ちゃんに対するイメージにはどのようなものがありますか?

「こわれそう」

「よく寝る」

「色々なものに興味を持っている」

そして、やはり一番多かったのが、

「かわいい」

と言うシンプルな答えでした。

 

②赤ちゃんと何をして遊んでみたいですか?

「絵本の読み聞かせ」

「水遊び」

「お絵かき」

「ブロック」

など、具体的なものや

 

「言葉が通じなくともお話がしたい」

「赤ちゃんが喜んだり楽しんだりしてくれるようなもの」

これといって固まってはいない子たちからも、

自分から積極的に関わろうとする姿勢が感じられます。

 

話を聞いてみるとどの中高生も、赤ちゃんとまではいかなくとも、

いとこや親戚の子など、小さい子と遊んだ経験があるということです。

 

③一番幼い頃の記憶は何歳のもので、それはどんなものですか?

「3歳で幼稚園でお友達と楽しくおままごとをしているものです。」

「6歳でほしかった妹が生まれてお姉さんになったという実感がわきました。」

かなり小さい頃のことをしかも鮮明に覚えているのですね。

 

人それぞれで様々なイメージがあって、それぞれが異なることを感じながら

ふれあう前の自分の考え・イメージを言葉にして、さらに固めていきました。

 

 

早くふれあいたい!と思っているところですが、もう一つ大切な事前準備。

保健師さんによる事前レクチャーです!

 

今回は芝保健ステーションの町田さんから

首の座っていない赤ちゃん人形を用いた抱っこの仕方などのレクチャーを受けました

 

人形相手ということで、声掛けをするのには少々抵抗ある様子でしたが、

 

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「首を支えて、腿のところから…」

と、教わったとおりに一つ一つ手順を追いながら、慎重に…慎重に…

 

そして、片腕で支えられる体勢ができたところで

『抱っこしてみてどうですか?』

と訪ねてみると、

「思っていたのより重いですね。ずっとはしていられないです。」

「首がカクンってなりそうで怖い。」

動かないとはいえ、実際の赤ちゃんと同じ体格の人形の、

重さや不安定さに苦戦している様子でした!

 

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抱っこの他に、着替えの練習や

「妊娠〇〇週目は~…。」

妊娠・出産に関する講話を受け、元からあったイメージをさらにもう一つ深めていきます。

 

 

それではいよいよお待ちかね、赤ちゃん達に入場していただきましょう!

『それではどうぞ~!!』

 

扉が開いて赤ちゃんたちの顔が見えると、中高生たちの固かった表情が一変!

「かわいい~」

「ちっちゃいね!」

拍手とともに素直な声が聞こえます。

 

 

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拍手に迎えられ、前に並んでいきます。

赤ちゃんにとっては生まれて初めてのボランティア!

和らいだ中高生とは反対に、心なしか緊張している様子が伺えます。

 

 

ふれあいの第一歩として、赤ちゃんたちタッチさせてもらいましょう。

『赤ちゃんたちがびっくりしちゃうから目線の高さを合わせてタッチしましょうね。』

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順番に全員とタッチ!

「ぷにぷにしてやわらかい。」

「やっぱりちっちゃいね!」

中高生達の声にお母さんたちも笑顔になります。

 

 

続いて自己紹介として

・お名前、愛称

・月齢

・どんな性格、遊びが好きか

と言った内容を赤ちゃんに代わって、お母さんにお話してもらいました。

 

「赤ちゃんにも色々な性格があるのですね。」

「もっと動かないのかと思ってました。」

 

 

続いて質問タイム

 

「赤ちゃんはどのぐらい寝るのですか?」

・数時間ごとに起きる。

・夜にまとまって寝てくれるようになりました。

・お昼寝と夜もたーくさん!

 

男子からは、先ほどの質問に関連付けて

「お母さんたちはどのぐらい寝てるのですか?」

と言う質問が。

やはり赤ちゃんたちの様子に合わせる為、大きく違いがあるようで、

・夜に一緒に寝ちゃいます

・昼も夜もないですね

 

またスタッフからは、

『パパさんにはどんなことをしてもらいたいですか?』

・家事全般を手伝ってほしい

・子守や子どもと遊んで

・仕事で疲れているのでゆっくり休んでもらう

 

 

未来のパパ?として、メモを取っておきます…。

 

 

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また、妊娠・出産の資料として、

・へその緒

・エコー写真(最新の3Dのものも!)

・母子手帳

と本物の赤ちゃんの軌跡を見せて頂きました。

 

 

それでは、

『保健師さんに教わった形をしっかりと思い出しながら抱っこさせてもらいましょう!』

 

 

お母さん達に

「大丈夫だよ。」

と赤ちゃんと共に(?)励まされながら、恐る恐る手を伸ばしていきます。

 

…無事に腕の中に納まったところで、話を聞いてみると

「動くから余計に難しい」

「あったかいな。体温を感じる」

実際にふれあいを持ったからこその感想が。

 

もちろん中には、

「わぁ、泣いちゃったどうしよう」

としょんぼりしてしまう子も。

『人見知りと言って、お母さんと他の人の顔の区別が付くようになった成長の証拠なんだよ。』

と声を掛けると

「私が嫌いなのではないのですね。」

と少しホッとした表情で、当たり前のこととして受け止めていました。

 

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上手に抱っこをして赤ちゃんたちの笑顔を引き出している子もいましたよ!

 

また、お母さんのご厚意で授乳の様子を見せていただきました。

「こういうことはなかなか見れる機会ではないですからね。協力しますよ。」

 

…ですが、中高生たちはなかなか一歩が踏み出せません。

『赤ちゃんがごはんを食べているのだから恥ずかしいことでは無いんだよ』

さらにお母さんの誘導もあって、ゆっくりと見える位置に移動します。

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赤ちゃんの生きる力に目を向け、お母さんの話に耳を傾けます。

「生きるために大切なことなんですね!貴重な体験をさせていただきました!」

 

 

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最後にふれあい遊びとして、手遊び「きゅうりをたべよ」と、

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急遽ですが、中学生に紙芝居「できたかな まーだかな」を読んでもらいました!

急遽ですが、中学生に紙芝居「できたかな まーだかな」を読んでもらいました!

赤ちゃんたちもじーっと見入っていましたよ!

 

 

…名残しいですが、一旦お別れです。

次回のふれあいに期待しながら、振り返りシートに今日の活動の記録を行いました。

 

 

お母さん方にも、

「今どきの中高生と触れ合えてよかった」

「お互いが申し込んで初めて成立する企画なので、良い企画だと思う」

「もっとたくさん色々なことを伝えたい」

 

様々な御意見をいただきました。

赤ちゃんたちも初ボランティアを終え、ホッとした表情で過ごしていました。

 

 

初回という事で固さもありましたが、どちらも「参加しよう!」という高い意識を

感じられる回となりました。

なんと言っても、抱っこした時の中高生・保護者の方の表情!

そしてそれをキョトンとした顔で見つめる赤ちゃん!

この一場面に今回の活動が集約されているような気がします。

 

 

皆さんのご協力に感謝しつつ、

二回目である、8月1日(金)の様子も続けてアップしたいと思います!!

 

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保育士 宍倉 鉄平(13)

こころまーるく笑顔で保育 Commam Blog

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