8月26-28日10:00~12:00

にかけて、絵画教室が行われました。

参加者は、小学生18名でした。

 

是非とも「本物の方」にふれてもらいたいという事で、

海外でも個展を開かれている画家の田中拓馬先生のご協力によって、
行わせていただいている絵画教室。

毎年、申し込み開始と同時に締切となってしまうほど人気のイベントです。

 

「田中先生、今年もよろしくお願いします」

 

[1日目]

〇白黒の肖像画に落書き

〇夏休みの宿題・・ワンポイントでみるみる絵の様子が変化

 

「自由に描く」という事を大切に3日間行っていくという事なのですが、

最初から、真っ白な紙に自由に描くのはなかなか難しいです。

そこで、元となる絵がありつつ、その枠に捉われない様に

”変容”

していくという事で、自由な発想で描く第一歩という事で取り組みました。

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「どんな絵を描けばいいんだろう」

「塗り絵になっちゃう~。」

「これ楽しいなぁ。」

 

反応は様々です…が、

悩んでいる子の表情はやはり優れません。

 

ひとつ、筆やクレヨンを入れると、すぐに手が止まってしまいます。

難しい表情を浮かべながらも何とか書き上げると、すぐさま先生が、

『いいね。この色が複雑になっている部分とか特にね。』

と声掛けを行います。

認められることを繰り返し行くうちに、

子どもたちの表情が変わっていくのが手に取るように見えました。

 

「自由に描いていいんだ!」

 

暫くするとそれぞれが、笑い声を上げながら
思うがままに筆やクレヨンを走らせる姿が

あちらこちらから見られるようになりました。

 

参加者のお母さんの中にも

「大人としては真ん中が空いていたら、
もう少し塗ったら?なんて言ってしまいますけど、そうではないのですね。」

との、絵に対する…というよりは、子ども達の「発想」に対する考え方が

”変容”

された方もいらっしゃいました。

 

『余白にも絵を描いていいんだよ』

『2つ3つの作品を組み合わせてみるとどうなるかな』

端的なアドバイスで田中先生自身の自由な発想を、
子どもたちにも伝播させていました。

 

また、

◎単純化・・・    顔の面を大きく捉える。

一つ一つが大きくなることによって

ダイナミックさを表現する。

◎コンポジション(構図)・・・物体を置く位置によって重なり(奥行き)を

表現する

 

という美術の技法も随所で指導して下さいました。

 

[2日目]

 

○はみ出すくらいに大きく、自由に描く

 

という事を大切に、自分の好きなもの、
描きたいものを描くという事を行いました。

 

 

川を描いている子ども絵を見て

『一つの色でべたーっと塗ってるけど、同じ水にも青が濃かったり、
緑がかったり、たくさん色があるよね?』

と問いかけると、

「うーん…」と目をつぶって思い出そうとします。

「そう言えば…!!」

と、ひらめいた時に、皆を集めます。

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◎ぼかし(混ぜる)           ・・・水分のある状態で2色目を乗せて描く

◎すかし(濃く濃く)       ・・・水であまり溶かない絵の具2色を重ねる

◎かさね(薄く)              ・・・水で溶いた1色目を塗り、乾いてから2色目を重ねる

 

説明を聞いて早速トライです。

[かさね]に挑戦しようとした子が、

「あれ?色が混じっちゃってぼかしになっちゃうなぁ。」

とこぼします。

 

そこで先生は、

「たとえばティッシュとかを使って、
塗った時に残っている水分を無くせばいいんだよ」

とのこと。

どの子も大きな『自由』というテーマの中に、美術の技法を含めた
田中先生の想い、

色の使い方にこだわりを持って取り組もうとしていました。

また田中先生も、その時の子ども達自身から湧き上がってくる

イマジネーションを大切にするために、
すぐさまのアドバイスを大切にされていました。

 

3日目

 

昨日と全体に対する内容は全く同じ、ですが、違った点が一つありました。

それは田中先生の「自由」という声掛けで、
本当に自由に描き始められる様になっていました。

 

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『天才になるためのヒント』

・ざらつき感(1)デフォルメ…新しく形を変える(2)色を変える…
固有色から離れる

・想い、気持ちの表現、それがきれいやうまいを超える

 

という事でまたまたアドバイスを聞いてチャレンジ!

 

「難しいな…」

と言いながらも強調するところは強調して、

弱める所は弱めて描くデフォルメや

「ぬりぬり~」

といった様子で白の画用紙を濃淡豊かに黒く塗りあげていく子もいました

また、子どもの自身から2日目に習った技法、

「ぼかしをつかってかいてみよう。」

という声を聞き取れました。

3日間全日品評会を行ったのですが、子どもたち自身の表情と一緒に、

絵の表情も変化していったようにスタッフ自身は感じました。

 

 

『子どもにしかできない、表現できない、勢い、大胆さ、
そういったところを大切にしてほしい』

と先生は仰います。

また、絵を描く事を通じて

[楽しいと→自信がつく]・・・楽しい・ふざけることは→面白い・面白いから→続く・続くと→のびる

のサイクルを熱く伝えて下さいました。

今回の絵画教室を通じてスタッフ自身も考えること、
感じることが多々ありました。

絵画をという分野を遊びにかえて考えた時、やはり楽しいという事が
大前提にあること。そして、その楽しいという気持ちは子ども達自身の中に
あるものだという事です。

それを察するために、普段からの子ども達とのコミュニケーションが本当に
大切になるのだなと感じました。

自分自身の感性も磨き続けていきたいと思います。

 

 

田中拓馬先生、本当にありがとうございました!

 

 

宍倉 鉄平(9)

こころまーるく笑顔で保育 Commam Blog

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