芝児童センター「ワールド子どもカフェ  SDGsってなんだろう」

2021年5月30日(日)14:00~15:00

参加者:小学生3人 中学生3人

 

 

今年度最初のワールド子どもカフェです。

普段は世界と関わる遊びや現地の子どもたちの様子を紹介するこのイベント。

昨年度同様、今年もSDGs一色で進んでいこうと思います。

 

SDGsとはSustainable Development Goals「持続可能な開発目標」の略称で、

2030年までに国際社会における世界全体で協力して達成するべき開発目標について記されたものです。

キーワードは「誰一人取り残さない」、つまり、“みんな”が“幸せ”だと感じられる社会にするための目標。

 

 

 

 

 

 

 

今回は晴天に恵まれましたので、前回できなかったゴミ拾いを実施しました。

皆さん、海のごみの8割は陸からきていることを知っていましたか?

街中に落ちたごみは雨などで排水溝から川に流れ、最終地点は海。

つまり、海なし県の私たちもしっかり向き合っていかなければなりません!

今日はその中でもプラスチックのゴミに焦点を当ててゴミ拾いを行いました。

(コロナ禍において地域の人に子どもたちが関わることは難しい世の中ですが、

間接的になら地域にも関われる!ということもゴミ拾いを行おうと思った理由のひとつです。)

 

 

拾う場所は、芝児童センターのすぐ下の公園内。

最初に公園に集まり、SDGsの基本を確認しました。

スタッフ「SDGsって何の略だっけ?」

小6Tくん「えーと、サステナブル、、、」 中3Aちゃん「デベロップメント!」 小4Mちゃん「ゴールズ!!」

ス「じゃあ何年から何年までの目標なんだっけ?」

中1Hくん「2020年から2030年!」

ス「そうです、まさに今、その期間の中にいます。では持続可能な開発目標は何項目?」

A「17項目!17条の憲法と同じって覚えてる」

幅広く知識がある子どもたち、素晴らしい!

 

ゴミ拾いの前にネイチャーゲームの「カモフラージュ」と呼ばれる遊びをアレンジして行いました。

今回はSDGsの17項目が書かれたカードのうち何枚かを植え込みに隠し、

その周りを2周する間に数を正確に数えられるかのゲームをしました。

中1Yくん「えっ、意外にむずかしい」

小6Oちゃん「あー数え間違ってたみたい」

人工物の色は自然に馴染んでいないはずなのに、意外と見つからないものです。

「ゴミも同じように、みんなにとっての“景色”になっていないですか?よく観察すると、あそこにも、ここにも!」

「ほんとだ!」

 

いよいよゴミ拾いです。

植え込みの間にある牛丼屋の袋、ペットボトル、たばこ、空き缶、砂場のシャベル、

さらに排水溝の当たりには葉っぱに交じってお菓子の袋の切れ端が。

「お菓子を開けたときの切れ端、どこかに無くしがちですよね。

他にもシャベルや洗濯ばさみ、これらは外に置いておくと粉っぽくなってそのうち割れますよね。

これがマイクロプラスチックと呼ばれるものになってしまいます。

部屋に戻ってから詳しく話しますね」

 

しっかり手洗いうがいをして、部屋に戻りました。

ス「いきなりだけど、みんなってプラスチックを食べている?」

M「え!食べるわけないよ!」

ス「うん、実はね、食べていないつもりでも、食べてしまっているんです」

T「ええー!いやだ!」

ス「さっきみんなに拾ってもらったゴミの中にはプラスチックが多かったよね。

それが海に流れ着き、流れている間に細かくなります。

5円玉の穴より小さくなるとマイクロプラスチックと呼ばれます。

それを魚が食べ、そして私たちはその魚を食べているから、プラスチックも体の中に入ってきます。

では、1週間でどれだけのプラスチックを食べていると思う?」

 

 

 

 

 

 

 

みなさんはどう思いますか?正解は…

ス「なんと、クレジットカード1枚分です!」

H「1週間で!?」

子どもたちからは悲鳴が上がりました。

この後もプラスチックごみについてクイズを交えながら説明する度に、ええ~!と反応のいい子どもたち。

質問も湧き出てきて、そのくらい彼らが興味を持ってくれたのだとわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

ス「プラスチックが人間の身体に入った時の被害はまだ報告されていないようですが、今後は出るかもしれません。

プラスチックゴミを食べてしまい死んでしまう海の生き物もいます。

さらに、プラスチックの原料である石油は100年使えばなくなってしまうかもしれません。

プラスチックゴミを燃やすときには地球をあたためる効果のある二酸化炭素が出て、地球温暖化にもつながります。

だから、私たちはプラスチック製品(例えばペットボトルやレジ袋)をできるだけ使わず、

使っても捨てるときはきちんと分別すること、ゴミ拾いイベントに参加する事ことを心がけましょうね」

T「ペットボトルじゃなくて水筒を持ってくる」

M「マイバックでお買い物する!」

A「洗濯ばさみを外に出しっぱなしにしない」

彼らのSDGsに対する理解が深まったことを実感できました。

 

 

みなさんにとって幸せってなんですか?

この大きなテーマを考えるために、毎回何か小さいことから始められる時間にしたい、と思っています。

次回は7月です。是非参加してくださいね!

ゴミ拾いに参加してくれたみんな、本当にありがとうございました。

 

 

参考文献: https://yourplasticdiet.org/jp/

https://docs.google.com/document/d/1YLZkV-XT4KsXxkSXZrRhR-HVnoeY7I8v8eK27WCZm94/edit

 

 

児童厚生員  三浦 千知(7)

こころまーるく笑顔で保育 Commam Blog

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