芝児童センター「新春書き初め会」
日時:令和2年1月6日(月)10:30~12:00
参加者:小学生6名、中学生1名
明けましておめでとうございます。
芝児童センターでは書き初め会を開催し、今年も講師として野島さんに来ていただきました。
野島さんは近隣の小学校にも書道の指導に行っていらっしゃる方です。
書き始めると早速教えてほしいとの声が。野島さんは、
「小学3年生は、”さくら”と書くのですね。
3年生は初めて大筆を使うから、慣れなくて大変ですよね」
と、優しい声掛けをしながらお手本をゆっくり書いてくださいました。
「文字の一画一画は離れていても、つながりを意識してね。」、と野島さん。
子どもと筆を一緒に持って、一文字ずつの書き方のコツや力の入れ具合を直接教えてもらいます。
「“ら”は細く細く書いて、最後の部分は遠いかなと思うところまで伸ばしてみましょう」
お母さんたちもお子さんと一緒に聞き入っており、真剣な表情です。
中学生のMちゃんは、「今日飛び入り参加して良い?」と道具を持ってやってきました。
見本を忘れてしまったMちゃんのため、野島さんがお手本を書いてくださいました。
中学生は楷書ではなく行書のため難しいと言っていたMちゃんも
お手本を見ながらゆっくり書き、満足のいくものを書けたようです。
終わり間際になっても、もっと上手に書きたいようで何度も書き直す子どもたち。
最後まで真剣に書き初めに取り組む姿を見ることができました。
野島さん、今年も丁寧で優しく指導してくださり、ありがとうございました。
ちなみに、書き初めは古いお札などと一緒に「どんど焼き」という火祭で焼かれ、
その火が高く燃え上がると字が上達するといわれています。
地域によって差がありますが、小正月(1月15日前後)に神社にて行われているようです。
慣習に倣い焼いてもらうのも良いかもしれませんね。
芝児童センターでは2020年も様々なイベントを開催し、
地域の方々と共に子どもたちの成長を見守っていきたいと思っております。
皆様、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
児童厚生員 三浦 千知 (1)