日時:2023年1月28日(土)14:00~15:00
参加人数:幼児2、小学生5、中1、大人1、ボラ3
2023年が始まり早一カ月、今年も芝っここども大学が始まりました!
今回みんなで勉強した国はフィリピン。
フィリピンってどこにある?あたたかい、寒い?
日本と似ている部分や異なる部分は?どんな言葉を話すのだろう。
ボランティアのCHANGさんと一緒にフィリピンのことを学びます。

「日本とフィリピンの時差?日本とカンボジアの時差は2時間って、前に言ってたから・・・」
昨年から引き続き参加してくれている小学生は、
前回テーマ、カンボジアの学びを思い出しながら推測します。
「フィリピン人はフィリピン語じゃなくて英語を話すんだね。
そういえばわたしの英語の先生フィリピン人だよ!え、、、だから英語を話すのか!」
フィリピン出身の人がどうして英語の先生なのか、
点と点が繋がった彼女の頭の上にはピカッと電球が見えました💡
実は日本よりも人口が多いフィリピン、長らくスラムが社会問題となっています。
スラムって何?CHANGさんに質問する子どもたち。
スラムというのはね、病院や警察、学校やお店や食べ物など、
必要なものが街にない地域のことをいうんだよ。
どうして無いの?無いなんてありえない!
自分たちの日常からは想像もできない世界に驚きを隠せない子どもたち。
もしみんなが住んでいる地域がスラムだったらどうしようか、
家から外に出たらゴミの山だらけの世界だったらどうしようか。
小学生の自分たちは毎日どこに行かなければならない?
小さな子どもたちのためには何が必要?
お年寄りの方が安心して生きていくためには?・・・
自分たちが生活する環境と照らし合わせて、住み続けられる街づくりについてみんなで考えました。
学校や電車、スーパーや病院、それこそ児童センターなど、
自分たちの街にある様々なものは、あるのが当たり前ではないこと、
世界には必要なものが無くて困っている人たちがたくさんいること、
みんなが毎日元気に学校に行けることは素晴らしいこと。
フィリピンのスラムにある世界最大のゴミの山、スモーキーマウンテン。
そこで生活する自分たちと同じくらいの子どもたちの動画を真剣に見る子どもたち。
あんなところで生活できるわけないよ、あとでそう教えてくれた小学生の男の子。
ありえないというその言葉は、自身の生活と重ね合わせたからこその、
優しい一言だったように感じます。
気持ちまで想像してくれたのかな、ありがとう😊
世界を知る、SDGsについて考える。
世界や誰かの力になることは難しいことかもしれないけれど、
「知っている」ということはその大きな一歩であるはず。
子どもたちはこの日、世界を支える大きな一歩をまた踏んでくれました。
新年一回目ということでガラポンも行いました!
なななんと!8人中3人も1等が出ました🔴
確率が低い一等の連続出現にみんな大盛り上がりでした!(笑)
昨年と変わらない元気と積極性に加えて、
今までの学びを活かして参加する姿や、
前のめりの姿勢で知ろうとする姿に、頼もしさすら覚えました。
CHANGさんも嬉しそうな表情で感心しており、わたしもなんだか誇らしかったです。
そんな芝っこが作り上げる芝っここども大学に、今年も目が離せません!

佐藤香南子(1)