雨の日の日曜日。
普段は習い事や外遊びなどで来館しない子も、
児童センターに遊びに来てくれています。
体力を持て余した子たちが室内で楽しめるものの中に卓球があります。
この日も、
「卓球台出して下さーい。」
と3~6年生の男の子たちのの元気な声が聞こえます。
「一緒にやろうよ~!」とスタッフを誘ってくれますが、
『うーん…全員とじっくりとは出来ないなぁ。どうすればいいかな?』
と返事をすると、
…少し考えて6年生が、
「みんなで競って優勝者を決めようぜ!」
と一つアイディアを挙げました。
それに対して他の子達も
「いいね、いいね!」
と、乗り気な様子。
スタッフへの挑戦権を賭けて、リーグ戦を行うことで決まったようです。
二台を使ってそれぞれに審判もつけ、本式に行います。
見ているだけでいいと言う一人にリーグ表を書いて欲しいとお願いをすると、
「どう書けばいいですか?」
と、道具を受け取ると丁寧に記入してくれました。
選手は1試合が終わるごとに結果を報告しにいきます。
そして自分たちで次の対戦相手を決定し、大会を進めていきます。
果たして結果は…?!
一言の声掛けと、タイミングを大切に…。
人と人とをつなぐ関わりを継続していきたいと思います。
保育士 宍倉 鉄平(12)