児童センターで聞く言葉の中で常連の子の

「ねー何か面白いものない?」

というのがあります。児童センターにあるオモチャを遊び尽くしたから出てくる言葉です。
そこで、楽しい遊びを探すのも遊びのうち!
ゲームなどの既成品にはないオリジナルの遊びを広げてもらいたい!と私は

「児童センターは“楽しい”を自分で見つけるんだよ」

と声をかけます。

そんな日常で広がった遊びを紹介します。

ある日、2年生Yくんとマンカラをしようとおはじきと台を用意をしました。

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そこでスタッフが何気なく
「おはじきの昔からの遊び知ってる?」
と聞くと
「知ってる!そっちにしよう!」

とYくん。二人でおはじきを始めてみると…。あれ?二人の知っているルールが異なります。
んールールを決めようかな…と思ったのですが、面白そう!とひらめいた新しい遊びを提案しました。

ルールは簡単、台から相手のおはじきを全部出したら勝ち!自分のおはじきが分かるように色分けします。

「わー!なかなか当たらないね~」
「今度は、このフォーメーションにしてみよう!!」

何度かくり返し遊ぶと、最初はただ真っすぐ並べていたおはじきをジグザグにしてみたり、
重ねてみたり自分なりの作戦を考え始めます。

スタッフも負けてられません!勝つためには…と必死にフォーメーションを考えました(笑)

 

その盛り上がりにつられて、子どもが少しずつ集まってきました。

「なにこの遊び?オニムみたい」
そんな一人の子のつぶやきから新ゲームは、おはじきオニムと名付けました。

次の日
「おはじきオニムやろうよ!」
と子どもから声がかかりました。
この時に集まった5年生Mくんは遊びを発展させるのが得意です。
Mくんのヒラメキで新しいバージョンが2つも出来ました!

<1>マンカラの台を利用したバージョン。
台の窪みに落ちるのもアウト!ただし、指で弾いて出せたら復活あり!

おはじきを置く位置や攻めるルートを考えるのが楽しいバージョンです。
攻撃陣と防御陣のバランスも難しい。。

<2>砦バージョン。

決められた数のドミノで壁やお城を作ります。おはじきが通れる通り道があればあとは自由!
どんな風にドミノを置くか、防御陣はどこに隠れるか、相手の砦をどう壊すか、考えることはたくさん!
試合が始まったらドミノを触れないので、自分の砦に下敷きになるハプニングもあります(笑)

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バージョンが決まったり、ルールが定着するまでは
「それはズルいよ!」
と口論が始まります。そこでスタッフが
「じゃあ、ここでルールを増やそう!どうしようか?」
と声を掛け、ズルをルール作りへ繋げるお手伝いをします。

そんな口論を聞きつけて
「なにこれ!?楽しそう!!」
と子どもの輪が広がってきます。

また数日後には、誰かが考えた違うバージョンが出来てるかもしれません。

既成品のゲームも楽しいけれど、自分たちで考えたゲームにはもっと楽しくなる伸びしろが
たくさんあります。

これからも児童センターでの遊びを通して、作り出す発見する楽しみを見つけてほしいと思います。

追伸:途中に出てきているマンカラやオニムは児童センターで人気の遊びです。
気になる方は遊びにきてスタッフにルールを聞いてください♪

 

児童厚生員   上田真奈美(10)

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