12月10日(日)芝児童センターでは芝っこ冬まつりが開催されました。
今年のテーマはワールドフェスティバル~芝児で世界ミニツアー~です。
去年度から芝児童センターではワールド子どもカフェで国について調べたり、世界の遊びを遊んだり児童センターでできる国際交流を実施しています。そこで冬まつりをワールドフェスティバルと題しました!そしてテーマの~芝児で世界ミニツアー~にちなんで館内は世界の各地域を意識して飾り付けました。
11月から始まった実行委員会では、初回はテーマの説明をし屋上のゲームの内容をみんなで考えました。2回目からはブースに分かれて準備開始!購入品を決めたり、ルールを決めたり、看板を作ったり…短い期間に精一杯の準備をしました。
そうして迎えた当日!オープニングでは実行委員の子どもたちが♪世界中の子どもたちが♪の手話ダンスを披露、それをきっかけにワールドフェスティバルスタートしました!
~空港~
お客さんはまず受付で入国審査。空港をイメージした受付にはSHIBAの文字と到着口、出発口の掲示。到着口、出発口は子どもの素敵なアイデアです。
受付で人数をカウントしたらプログラムとパスポートをもらいます。
パスポートにはスタンプを押す欄が、世界(館内)を回りながらスタンプを集めます!
さあ!パスポートとプログラムを持って世界ミニツアースタート!
~ヨーロッパ~
廊下はヨーロッパ、北欧をイメージした壁面に素敵な手作り雑貨に美味しいフランクフルトがあります。可愛らしい雑貨に「今年も楽しみにしていました」と常連のお客さんも…。フランクフルトのおいしそうな香りが廊下を漂います。まずはどこにでかけよう?みんながドキドキわくわく歩くヨーロッパです。
~アジア~
図書室はアジア、美味しいお店がたくさんです。肉まん、たこせん、おにぎり、駄菓子、そして本格的なロシアのピロシキも!室内は世界のクリスマスとお正月をテーマにマメ知識を掲示しました。ロシアのサンタクロース、モンゴルのサンタクロースって赤ではなく水色なのご存知でしたか?他にもフィリピンのクリスマス飾りパロル(星形の飾り)、世界の干支、中国の双喜という飾りも飾りました。
今回、駄菓子のくじが大人気!パンチして開けるくじに小学生男子を中心に列ができ、「2回やる!」という子も。70円のくじの大賞はハンドスピナー!当たったときは「すごい!ハンドスピナーだ!!」と歓声があがり、残る1つの大賞を狙ってまた列が並びます!
ほとんどの食べ物が11時は完売!完売するまで館内は大賑わいでした。子ども達だけだと駄菓子を出すのが精一杯ですが、地域の方の協力のもと様々な食べ物がそろいました。
~アメリカ大陸~
体育室はアメリカ大陸、ステージの司会はハワイをイメージした衣装を自分たちで用意しました。幼児クラブ、自主サークルと幼児さんの可愛らしい発表から、この日のために練習を重ねた小学生たちの立派な発表、今年の銭太鼓にはお母さんたちの姿もあります。
後半の“みんなでワールド子どもカフェ”では去年からのワールド子どもカフェで学んだことを遊びながら復習します。セブンステップスでは世界の数字、世界のオノマトペ、オヤツ…などなど、実はこの後のクイズのヒントにもなっています。
~アフリカ~
幼児室はアフリカ。部屋には動物やお面の装飾があり、焼き菓子やフリーマーケットでにぎわっています。終了後、ボランティアさんの報告によると
ボラ「これいいね!どこで買ったの?」
子ども「アフリカ!」
なんていう会話があったそうです。いつもの呼び名ではなく「アフリカ」と表現してくれたのが嬉しいです。アフリカで素敵な買い物が出来て良かったね!
~オセアニア~
屋上はオセアニア、海を意識した装飾に看板にはコアラがいます。ゲーム内容は実行委員会初日に参加した実行委員のみんなで案を出し合ったものを、担当になった子たちが形にしていきます。担当の子どもたちが選んだゲームはモアイまとあてとボックス探し。ハズレのモアイはひげが生えていたり…帽子をかぶっていたり…ボックス探しの中身は子どもたちが調べたオセアニアの動物たち、と自分たちで調べて工夫してゲームを作っていきました。
ツアーのゴールはオセアニア(屋上)の無料ゲーム!ここは高校生が担当です。100名近い子がゴールしてお菓子をゲットしてくれました!景品はミニミニ景品だけどスタンプラリーを通して世界ツアーができたのでは?と思います。
ツアーの後は全体ゲーム!今年はワールド○×クイズです。事前に復習した内容も含まれます。子どもたちが得意な問題は
「かえるのうたはドイツのうたである」
「イタリアの1はウノである」
などワールド子どもカフェでやっていたり、事前にヒントで出したもの。逆に苦手なのは
「ロシアのサンタクロースは12月24日にプレゼントをあげる」
「フィリピンのクリスマスの飾りは星形である」
など装飾から出したもの。お祭りに夢中で装飾をじっくり見た子は少なかったようです。そんな難問もくぐりぬけ、正解を目指しました!
最後の抽選会では大物景品を目指して、当たるように祈る姿が。大人も子どもも本気で景品目指して当たったときは「やった!」と大喜びで前に出て景品を選んでいました。
去年も引き続きワールドフェスティバルを開催し、今年は480名の方が来てくれました。お祭りを通して外国の文化に触れたり、世界について興味を持ったりするきっかけの一つになればと思います。
実行委員の反省会では
・アフリカの飾りが好評でした
・みんなが楽しんでくれた
・おきゃくさんをあまり待たせずにできた。
・初めての冬まつり、緊張したけど楽しかった(ステージ)
・ものすごい人でびっくりした
・衣装を作るのが成功した!
・くじをみんなが楽しく遊んでくれた!
などの感想・意見がありました。嬉しいことにほとんどの子どもたちが次回も実行委員をやりたいと言ってくれました!
最後になりましたが、子ども実行委員の子ども達、そしていつも出店やステージ発表とお世話になっている地域の方に感謝の気持ちをお伝えします。
上田真奈美(5)