日 時:7月24日(木) 10:00~11:30
参加人数:1~3年の小学生94人 (生活クラブ:57人、一般参加者:37人)
毎年夏に開催してる工作教室。
今年は、トイレットペーパーで「紙粘土づくり」に挑戦しました。
「紙粘土」ができあがったら 「ストラップ」をつくります。
去年まで毎年、30人程の申込制で当日参加したくても参加できなかった子ども達もいた為、今年は申込制にせず、
誰でも気軽に参加できるように自由参加にしたところ94名の子ども達が参加してくれました。
また今まで、5~6人だった一般からの参加者も、昔生活クラブに在籍していた子ども達や、
つばめ児童館のホームページや館だよりをみて37人もの子どもが参加してくれました。
さて、7つの班に分かれていよいよ 工作教室のはじまりです。
各班ひとりずつ、3年生に班長をお願いしました。
まずは、トイレットペーパーをできるだけ細かくちぎります。
トイレットペーパーをちぎる作業にみんな一苦労。
「このくらいでいいのかな?」
「それじゃ、少し大きくない?もう少し細かくちぎったら?」
と班長さんがアドバイス。
次に細かくちぎったトイレットペーパーを洗面器に集め水を入れ水分を含ませます。
トイレットペーパーが水を含んだら、「ストッキング」を使ってきつーく水を絞ります。
「ストッキング」を使うと誰でも簡単にきつーく水を絞ることができます。
「次は 〇〇ちゃん、その次が△△君ね」
班長さんが上手にみんなへ指示を出し、うまく絞れない子を手助けしてくれています。
どの班も誰一人抜かされることなく順番に絞っていました。
さあ、いよいよ みんながまちにまった練る作業です。
絞ったトイレットペーパーに 洗濯のりをいれみんなでコネコネよーく練ります。
「うぁー、気持ちわるーい」
「冷たくてきもちいい」
「手にいっぱいくっついた」
みんなで感触をたのしみます。
手につかずひとつにまとまったら「紙粘土」は、ほぼ完成。
最後に班ごとで違う色の水性絵具を選び、紙粘土に色を付ける作業です。
「うちの班は、黄緑がいいな」「えー、水色がいいー」と意見が割れています。
(子ども達だけでどう解決するかな?)職員が様子を見守っていると、
「じゃあ、多数決で決めよう。黄緑がいい人?」と班長のY ちゃん。
Yちゃんの班は、多数決で多かった黄緑にきまりました。
各班とも班長さんがジャンケンや「どれにしようかな♪」と鬼決めのときの歌を歌ったりとそれぞれの方法でみんなの意見を一つにまとめ色をきめていました。
色が決まったら、絵具を少し入れ、紙粘土をよーくこねます。
すると。。。。
カラフルな紙粘土がこんなにできました。紙粘土の完成です。
「わー、きれい」
「何つくろうかな?」
子ども達は、次の作業にわくわくしています。
きれいな紙粘土が沢山できたのでみんなでストラップ作りをしました。
紙粘土をそれぞれに分け、机でコネコネ好きな形を作っていきます。
みんな集中して作ってます。とても真剣、無言です。
形をつくったら次は飾り付けの作業。
色々な色のビーズや目玉、キラキラ光るスパンコール。
子ども達はそれぞれ好きな飾りを選びます。
「私これがいいー」「目玉はどこかな?」
飾りを選んだら、少しボンドを付けて埋め込む様に紙粘土に飾りをつけていきます。
「できた。先生みてー」
『わあー、可愛いのができたね。これはうさぎかな?こっちはイルカだね』
みんなそれぞれ自分の作った可愛い形をうれしそうに見せてくれました。
最後に、ボンドを付けたクリップをできた作品に埋め込み、
ヒモを通したら可愛いストラップの完成です。
こんなに可愛いストラップができました。
乾くのに3日~5日かかるため、
できたストラップはプリンカップに入れて持ち帰ってもらいました。
「お母さんに早くみせたいな」
「これおばあちゃんにプレゼントするの」
「夏休みの工作の宿題にしちゃおうかな?」
子ども達はみな大事そうにカップをそっと持ちながら遊戯室をでました。
普段はお店で簡単に購入できる紙粘土ですが、
身近なものを使い「一から物を作る」ことを体験しました。
手や指先を使って粘土の感触を楽しんだり、
思い思いの形を作り想像力を膨らませストラップを完成させ
「物作りする達成感を味わう」ことを体験しました。
班長さんをお願いした3年生は、私たちが思っていた以上にリーダーシップを発揮し、
上手に班のみんなを手助けしてくれ頼もしく感じました。
毎年少人数だった一般からの参加者も沢山参加してくれ、「南小学校」の児童だけだった工作教室が
今年は 近隣の「所沢小学校」「荒幡小学校」からも参加してくれました。
また、みんなの思い出に残るような楽しい体験をできるような行事を
沢山企画したいと思います。
児童厚生員 鎌田 香織(2)