日 時:6月22日(日)14:00~16:00
参加者数:23人(小学生19人、中学生1人、大学生3人)
突然ですが、みなさんユニホックって知っていますか?
ユニホックは、室内で行うホッケーのようなスポーツで、
プラスチックのスティックとボールを使って、ゴールの数を競います。
今回は、異年齢の友だちと一緒にユニホックを楽しもう!
ということで6月22日の日曜日に行いました。
みどり児童館でユニホックをやるのは初めてで、
子どもたちにとっても馴染みがないせいか、事前の申し込みはゼロ…
でした。
でも、当日になると小学生低学年から中学生まで
20人が集まってくれました。
「ユニホックは知らないけどアイスホッケーは知ってるよ!」
と開始時間前からやる気満々の子どももいました。
そして、この日は大学生が教えに来てくれました。
職員の知人でフロアーホッケーというユニホックに似た
競技をしている大学生がいて、
そのつながりで来館してくれました。
準備運動をしたあと、さっそく基本練習です。
スティックの持ち方、パス、ドリブル、シュート、ディフェンスなど、
ひと通り練習しました。
初めてやる好奇心からか、子どもたちは真剣に取り組んでいました。
パスされたボールを上手く止めるコツは、
「自分の体より後ろにスティックを引くこと」
大学生からとても分かりやすいアドバイスがあり、
子どもたちもすぐに上達していました。
基本練習が終わり、いよいよゲームです。
でもその前に、チームを決めます。
この日は20人が集まり、5人ずつ4つのチーム(赤、黄色、緑、青)を
作ります。
「学年で分かれてチームの力が均等になるようにしたいと思います」
と呼びかけると
高学年の男の子たちは
「じゃあ、グーパーで別れよう」
と自ら提案したり、中学生が入ったチームは、
自ら低学年の多いメンバーと一緒のチームになってくれたりと、
頼もしく感じました。
チームが決まったところで、いよいよゲーム開始です。
(4チームの総当たり戦)
ルールは2つ
①スティックを膝より高く上げない
②手や足でボールを扱わない
実際のユニホックではもっと細かいルールがありますが、
2つのルールで分かりやすくしました。
試合時間は1試合3分。
3人ずつ出場し、途中の1分半でメンバー変更をします。
初めの数試合は全員がボールに集まってしまうゲームが多かったですが、
そんな中、試合をしない時間に高学年の子たちが、
チームを集めて作戦会議を開き、コートを広く使って試合を進めたり、
試合終盤に
「この1点必ず守るぞー!」
と元気な声でチームメートを鼓舞したりと、
ここでも自然とリーダーシップを発揮してくれていました。
どの試合も1点を争う白熱したゲームとなりました。
「○○くんシュート打て~!」
「次の試合で赤が勝てば…」
観戦する保護者にも熱が入ります!
6試合の総当たり戦の結果、優勝は3連勝した赤チームでした。
最後に優勝した赤チームと大学生のチームで試合をしました。
大学生はコートを広く使い、パスをつないで攻めてきますが、
赤チームも必死にボールを追いかけて、相手のミスを誘います。
こちらも接戦となり、結果は3-2で赤チームが大学生チームを破りました。
「ヨッシャー!」
子どもたちは大喜びしていました。
初めてのユニホックでしたが、低学年も中学生も一緒に
楽しくプレーしていました。
子どもからも、保護者からも、大学生からも
「楽しかった。またやりたい」
と嬉しい言葉がたくさんありました。
またユニホックをやりたいと思いますので、
楽しみにしていてください!
児童厚生員 田村 慎平②