日時:6月14日(日)10:00~15:00
場所:みどり児童館本館、新所沢公民館
参加者数:267人(乳幼児68人、小学生83人、中学生4人、大人112人)
多世代交流を目的に6月14日に第9回世代間交流フェスティバルが行われました。
このフェスティバルは新所沢(まち)のつながりをつくる会や所沢市社会福祉協議会などが中心となって行う
新所沢地区のフェスティバルです。
みどり児童館は今年で4年連続4回目の参加です。
また、当日は更生保護女性会の方にもボランティアとして参加いただき、イベントを盛り上げてもらいました。
児童館では、
・毎年恒例となったカプラの高さに挑戦!
・かんたん将棋を作ろう!
・乳幼児ストラックアウト、読み聞かせコーナー
・みどりっ子合唱団による公民館ホールでのステージ発表♪
・6,000個のドミノ倒しに挑戦!
を行いました。
<公民館ホールのステージ発表>
今年のステージ発表は、なんと、オープニング明けのトップバッターを務めました。
公民館ホールでのステージは大きな舞台なので、とても緊張するものですが、
事前に人前で歌う公開練習をした成果もあってか、本番は「いこうよじどうかん」「にじ」の2曲を立派に歌い上げました♪
また、今回は歌いながら左右に揺れるアレンジを加え、子どもたちがより可愛く見えました。
♪『いこうよじどうかん』
この曲は、毎日児童館が閉館する時にかかる音楽で、
今回のステージ発表のためにみどり児童館バージョーンに歌詞をアレンジしました。
子どもたちも毎日聞いていて鼻歌が聞こえてくるほど馴染みのあるメロディーだけあって、歌いやすかったようです。
次回は「元気なぼくたち♪」と歌う歌詞のように男の子の歌声も混ざるといいなと思います。
児童館でもカプラや将棋などの各コーナーがスタート!
<カプラ高さに挑戦!>
世代間交流フェスティバルの名物となったカプラの高さに挑戦コーナーでは、
昨年記録した最高記録の3m36cm(140段)にチャレンジしました。
カプラの木を縦に立てて積んでいくコーナーです。
あるお父さんは
「200段は積む!」
と子ども以上に本気になって挑戦してくれました。
だんだん高くなるにつれて、
「いつ倒れるか?」
という緊張感が増していくので、単純な遊びながら意外と楽しいです♪
途中で所沢市のマスコット「トコろん」が登場すると、
子どもたちは一時休憩でトコろんと触れ合いを楽しみました。
「キャー、揺れてるよ~」
「倒れるよ~、こわいよ~」
といいながら2m86cm(119段)を積み上げた中学生の女の子2人組が今年の最高記録でした。
また、新記録にチャレンジしてほしいと思います。
<かんたん将棋を作ろう!>
こちらはペットボトルキャップに自分で絵を描いて、
自分オリジナルのどうぶつ将棋を作るコーナーです。
将棋の駒はペットボトルキャップを使います。
好きなキャップの色を8個選んでから、駒になるように好きな絵を描いていきます。
「何の絵にしようかな~」
などと言いながら、好きな動物やマークなど8個の絵を描いて駒が完成!
将棋盤はサーフェル紙という丈夫な紙を使います。
あらかじめ、碁盤の目を書いておいたので周りを装飾したら完成です。
この紙はくしゃくしゃにしても広げたら元通り!破れもしないので駒を包んで持ち帰り、お家でも遊べます♪
作業が細かいので家族で取り組むグループが多かったです。
小さい幼児さんがうまくできないとすかさずお母さんが
「こうよ?やってあげようか?」
とついつい手伝ってしまいがちなところですが、
すかさずおばあちゃんが
「自分でやらせてあげなさいよ」
と制する場面もありました。
このやりとりに覚えのある職員が
「これが自分の子どもか孫かの違いでしょうかね」
と伝えると、おばあちゃんに共感してもらえたようで、
「そうそう!年をとってわかることもある」
と笑いながら話してくれて、まさに多世代交流の一幕を垣間見ました。
<乳幼児コーナー>
ストラックアウトは、幼児さんに大人気でした!
普段はないゲームなので、思いっきり投げて楽しんでいました。
絵本読み聞かせとパネルシアターの時間は手あそびも交えながら行いました。
大型絵本の『おおきなかぶ』では、見ている方も一緒に
「うんとこしょ!どっこいしょ!」
と、かぶを引っ張るまねをして楽しみました。
パネルシアター『はらべこあおむし』では、蝶々になって飛び立つ場面で
「わ~」
と歓声があがり、親子で楽しみながら見入っていました。
<ドミノに挑戦!>
みんなで協力して6,000個のドミノ倒しにチャレンジするコーナーです。
普段から児童館には貸出おもちゃにドミノがありますが、400個ほどです。
今回は、日本ドミノ協会さんからお借りしての特別開催です。
チャレンジ方法は、
1グループが500個を自由に並べ、これを10ヶ所作成(5,000個)。
残りの1,000個は各グループを繋ぐ本線として並べました。
最終的に6,000個のドミノ倒し!という計画です。
約1時間半、夢中になって並べます。
こちらは小学生のグループです。
「障害物が欲しい」
と要望があったので、
「ドミノを重ねて段差を作ってみたら?」
と提案すると、こんなに高い階段を作っていました。
こちらは親子でのチャレンジです。
こちらは中学生がドミノタワーを作りました!
「途中で倒れないように間を空けとこう!」
とストッパー代わりに間隔を空けて並べていきます。
それでも、並べては倒れ、並べては倒れを繰り返しました。
ただ、並べ直しているうちに、
中学生が家族のグループに入ったり、付き添いのおばあちゃんが手伝ってくれたり、
自分のグループだけでなく、他のグループのお手伝いも自然と始めていました。
そして、
並べ始めて約1時間半…、
みんなで頑張って並べたドミノがようやく一本に繋がりました。
少し歩いた振動でも倒れてしまいそうでドキドキでした。
並べたドミノを倒すのは少し惜しい気持ちもありましたが、
立候補で名乗り出てくれた小学生4人がスタートのドミノを倒しました。
6,000個のドミノを並べるのに1時間半かかりましたが、倒れるのはあっという間で、約40秒で全部倒れました。(途中止まってしまった箇所もありましたが…)
本当に一瞬の出来事でしたが、
終了後は拍手に包まれて、全員の健闘を分かち合い終了しました!
今回は各コーナーで異年齢の交流が見られ、
世代間交流フェスティバルにふさわしい内容になりました。
新所沢(まち)のつながりをつくる会のみなさん、更生保護女性会のボランティアの方など、
ご協力ありがとうございました。
最後に、7月11日(土)に児童館で夏まつりがあります。
テーマは
「まつりだワッショイ!ジドウカンジャーとたのしもう!」
です。
今年も様々な企画を準備して、みなさんのご来館をお待ちしています♪
児童厚生員 田村慎平(2)