日時:10月29日(土) 13:30~15:30
参加者:乳幼児15組(子ども19名、大人16名)小学生25名 民生員他16名 計79名
「ハロウィン」
すっかり日本でもおなじみとなったこの行事。
ニュース等でも大きく取り上げられる程定着していますが、児童館でも本格的に行事として取り組みました。
取り組みのきっかけは和泉館長のこんな一言。
「児童館でハロウィンやるなら商店さんと連携して、子どもたちが新所沢の街を舞台にできたら本当に素敵だよね」
「そしたら街や商店も活性化したりして…」
そんな願いを抱えながら和泉館長が参加したのは「新所沢夢会議」
地域住民や各自治会、団体の方々が集まり、自分たちの街の10年後を考えるという会議内容で、そこでもハロウィンの「夢」について少し触れました。
その後4月から緑町の町会長となった宮崎会長から
「児童館色々やっているみたいだね。」
とお話があり、児童館のお祭りなどでの様子を見て頂いていた経緯から、町会の夏祭りへの参加や地区運動会への参加(詳しくは過去のブログをご覧ください)が決まり、地域とのつながりが深まりました。
そこで、夢会議でも話した「ハロウィン」についても触れると
「いいんじゃない?早速やろう!」
と2つ返事でハロウィンも実現に向けて瞬く間に準備が進んでいきました。
会長の紹介から共催という形で協力をいただいたのは、四丁目商店街連合会会長の大庭さんをはじめとした四丁目商店街の各店舗の方々。
そして後援に緑町の町会がついていただき開催へと結びつきました。
募集開始とともに沢山の参加の申込があり、すぐに定員となったのはハロウィンという行事の人気と感心の高さを感じ、準備にも一層力が入りました。
迎えた当日。
全員参加の生活クラブは登所するなり
「見てみてー」
と自分の衣装のお披露目開始となるほど朝からウキウキ。
マントにキバをセットの完全ドラキュラ状態で登室する強者もいました。(笑)
乳幼児さんは思い思いの衣装で登場。
ドナルドダックにアナと雪の女王からエルサとアナも登場してくれました♪
小学生は魔女やドラキュラが多く、ワンポイントで抑えたおしゃれさんもいました。
集合するとまずは衣装のお披露目会に撮影会。
これもまたハロウィンの醍醐味でしょうか。
続いて商店をまわる為のグループ分け。
ここには町内の民生委員の方々にもグループ付きの見守りとして協力頂きました。
そしてまずは商店近くの上砂公園まで全員でパレードしながらの移動。
仮装した子どもと大人の大行列に地域の方からも
「なになに?」
「可愛いー♡」
と様々な反応が…中学生は
「おれもお菓子もらいたい!」
と職員にお願いに来る始末。(笑)
公園に到着後、英語の得意な山口職員の
「ハッピーハロウィーン!!レッツゴー♪」
と本場を彷彿とさせる掛け声でスタート。
計8グループが4グループずつの2班に分かれて、商店街を逆回りに探索。
地図で目標の店舗を探しながら
「あ、ここ文房具屋さんだ!来たことあるー」
といった子どもの声や
「こんなところに酒屋さんがあったのね」
「このブティックはじめてきたね」
と保護者の方々の新鮮な反応もありました。
今回ははじめてということもあり、9店舗のお店に協力をいただきました。
以下協力頂いた商店の一覧となります(ご近所の方はぜひいってみてくださいね♪)
各店舗では店先や店内で
「ハッピーハロウィン!」
「合言葉は?」
と丁寧に対応していただき、お菓子をプレゼントしてもらいました。
「お菓子だー」
と気持ちの高ぶる子どもたちでしたが、お店の中には趣向を凝らして手作りの「クッキー」や「からあげ」や「やきとり」のプレゼントも…。
さらには居酒屋さんの店内に招かれ食べていかせてくれたり。
「お店入っちゃったー♪」
「貴重な体験ですね」
と嬉しそうな感想が多々ありました。
時間にして1時間程度で各グループ全部のお店をまわり終え、お菓子の袋は一杯。笑顔もイッパイ♪
その後はゴールの商連会館へ移動。
こちらも普段は入る機会のない施設で、皆さん新鮮だったのかなと思います。
いっぱい歩いた後は喉を潤してもらおうと、ゴールにはジュースと児童館よりちょっとしたご褒美を用意。
余韻に浸りながら休憩しました。
最後は町会長の宮崎さんと大庭さんよりご挨拶。
「今後も地域の繋がりが広がっていけば嬉しい」
「こういう行事に子どもだけでなく親が参加してくれることが地域活性につながる」
といった話をいただきました。
和泉館長からは
「ひとつ願いが叶って嬉しい」
と話もあった通り、冒頭の願いが沢山の方と共有されてできたハロウィンだったなぁ…と実感しました。
このきっかけを作り、実施にあたるまで協力していただいた宮崎会長や大庭さん、商店街の方々や民生員の皆さん。本当にありがとうございました!!
来年、再来年と地域にとって大切な行事になって、夢会議の中でも話された10年後新所沢素敵な街づくりに一役かってくれたら嬉しいなぁと心から思います。
それでは最後に
「ハッピハロウィーン♪」
「来年も…お菓子くれないといたずらしちゃうぞ♪」
児童厚生員 榎戸 勇太(17)