日時:1月9日(火)15:00~16:30
参加者 163名(乳幼児4組、小学生153名)
早いもので2018年。
一年前には同じような書き出しで昨年のお楽しみ会の様子をお伝えしたような気もしますが、それだけ月日の流れも早いという事でしょう(笑)。
近隣の小中学校の始業式に合わせて実施された「新年お楽しみ会」
毎年、日本の伝統文化を伝え継ぐことを大切にした事業として行っています。
今年も「生田流師範代 合田真紀子先生」によるお筝の音色に合わせての入場。
お箏ならではの音色がお正月らしいと雰囲気を作り、会場には続々と子ども達が集まります。
会場が埋まったところで新年のご挨拶は和泉館長より。
今年の干支である戌年についてや抱負についてのお話を頂きました。
会のはじまりを飾るのは「箏の調べ」
入場でお筝を演奏していただいた合田先生と職員の千島さんによるお箏の演奏。
今年は弦の多い16弦のお箏が登場し、解説をいただいたり、お箏といえばこの曲という「さくら」や合田先生が子ども達の為に編曲してくださったメドレーと、昨年よりもパワーアップした演奏をいただきました。
メドレーにはとなりのトトロで有名な「さんぽ」も登場。思わず会場みんなで一緒に口ずさみ、間には一時替え歌で流行った「合いの手」も加わる程ノリノリの子ども達。(笑)
とっても和やかで温かな空気となりました。
続いて一芸披露。
みどり児童館の子ども達と職員による一芸を披露するコーナーです。
スタートを飾るのは…
「キッズソーラン」
今年は児童館の夏まつりに続いて、地区の運動会でも踊る予定でしたが、雨で中止。
今回はそのリベンジも兼ねてかっこよく踊ってもらいました。
1年生から4年生が座ったり、入れ替わったりのコンビネーションを織り交ぜ踊り、最後の決めポーズもばっちりでした。
続いて昨年も出演してもらった「けん玉教室」に参加している児童によるけん玉披露。
紅白出場でも話題となった安室ちゃんの曲に合わせてもしかめや各技の披露を行いました。
ここではつい先日、教室で2級に昇級したNちゃんや上級生の日本一周、世界一周と高度な技をはじめ、それぞれが日頃の練習の成果を発揮。かっこよく決めてくれました。
児童による一芸が終了したところで職員にバトンタッチ。
まずは田村職員による獅子舞。
重松流の祭囃子に合わせて豪快かつ華麗に舞って頂きました。
「獅子舞に頭を噛まれると昔から無病息災といいまして、一年を健康に過ごすことができると言われています」
簡単な解説を挟みながら
「さて、頭を噛まれたい人!!」
「はーーーーーーーーーい!!!!
予想を超える希望者の数と熱量(笑)
全員の願いを叶えるには時間と獅子舞の体力も足りなく残念でしたが、大盛り上がりの子ども達でした。
職員の田村さんも汗をかいた甲斐があります。
続いては司会を務めたわたくし榎戸による小噺。
この日の為に?坊主となり「えのき亭小坊主」として登場。(笑)
自己紹介で一笑い頂いたところで川端誠さんの絵本「十二支のどうぶつ小噺」を基本とした小噺を披露させて頂きました。
「まずはねずみから」
「わかいおとこが2人で食事をしてるとちょろちょろとねずみがでてきた」
「ちょうどなべがあったのでこいつをスパッとかぶせた」
「どうだ大きいのをつかまえた」
「いやいやみてたが小さい」
「おれのつかまえたねずみにケチをつけるな。おおきいに決まってる」
「ちいさい」
「おおきい」
「ちいさい」
「といいあっていると、なかでねずみがこうないた「ちゅう」」
こんな話にはじまり
「おつぎはいぬ」
「あたらしい服をかってきて、きがえて鏡でみていると」
「ねこがそれを見て「にゃう」」
「べつの服に着替えてみているといぬがそーっとやってきて二匹そろって」
「にゃー、わん」
なんて話まで。
ところどころに笑いも生まれ、笑う門には福来るといった新年のスタートのきっかけになったのかなと思います。
会の最後は運試し。
昨年も好評だった「運試しおみくじゲーム」を実施しました。
○×ゲームの要領で最後まで大吉を引き続けるかといったもので、好きなパネルの前に並んでパネルオープン!!
「あー」
「やったー」
今年は僅か1回で15名へと絞られ、ここからさらにくじ引きへ。
僅か5本の「大吉」を懸けてくじを引きます。
「あー末吉」
「あ、大吉!!!」
「吉かー…」
今回、全体の参加者としても乳幼児さんは僅かだったものの、5つの大吉の内3つは乳幼児さんが引き当てました。
これぞ無欲の勝利です。(笑)
そして見事残った5名の福男、福女には福袋をプレゼント♪
中身のお正月らしいおもちゃはご家族と楽しんでもらえたらと思います。
さてこれにて全て終了。
ですがこれがなくては終われない。
「お・と・し・だ・ま♪」
帰り際に参加者みんなにプレゼントしました。
これで本当の本当に終了。
最後の最後はみんなでこれまた恒例の「一本締め」
今年は戌年。参加したみなさん、今年は「ワンダフルな一年になりますように」
「それでは、よぉーお!」
「パンッ!」
日本の伝統に触れてこそ感じる日本人の心。
来年もそんな雰囲気を感じに沢山の親子さんや子どもたちが遊びに来てくれるのをお待ちしています。
本年もどうぞ宜しくお願い致します
児童厚生員 榎戸 勇太(1)